岡田准一:「これからは元気が大事」 映画「SP革命篇」震災で延期の舞台あいさつ実現

映画「SP 革命篇」の舞台あいさつに登場した堤真一さんと松尾諭さん
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映画「SP 革命篇」の舞台あいさつに登場した堤真一さんと松尾諭さん

 アイドルグループ「V6」の岡田准一さんが26日、主演映画「SP 革命篇」(波多野貴文監督)の舞台あいさつに登場。東日本大震災の影響で12日の初日舞台あいさつが中止になっていたが、この日は収益の一部を被災地の復興支援にあてられることも発表され、岡田さんは「これからは元気が大事だと思っています。みなさんに少しでも笑顔になっていただけるように、ぼくたちも自分たちのできることをやって行きたいと思っていますので、『SP』が少しでも力になればうれしい。一日も早い復興と復旧をお祈り申し上げています」とあいさつした。 

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 「SP」は、警視庁警護課第4係に所属する井上薫(岡田さん)が、一瞬で物事を映像として記憶する「フォトグラフィック・メモリー」や、残された足跡などから情報を得る「トラッキング」などの特殊能力と、武術、格闘技などで鍛えた肉体を駆使して要人を警護し、テロリストらと戦う姿を描いたフジテレビ系の人気ドラマ。映画は、ドラマのラストに残された「謎」のその後を描いた。香川照之さん演じる大物国会議員・伊達國雄が新たに登場し、堤真一さん演じる係長・尾形総一郎の真の目的と、正義を追い求める井上の対決の行方を描く。映画は2部作で、前編の「野望篇」が10年10月に公開された。

 アクション構成のスタッフも務めた岡田さんは「チームワークで乗り越えてこられたのは、力になったと思う。『SP』は結晶。スタッフ、キャスト全員の結晶だと思っています」と充実の表情。堤さんは「年なので、とにかく大量のセリフを覚えるのと、岡田君の早いアクションに合わせなあかんかったんで、おっさん大変でした」と笑わせ、「こんなに長くかかわった作品は初めて。本当にいろいろなことがあって、忘れられない作品になりました」と思いを語っていた。

 この日の舞台あいさつには、松尾諭さん、神尾佑さん、波多野監督も登場。映画の収益の一部は、FNSチャリティーキャンペーンなどを通じて寄付される。(毎日新聞デジタル)

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