はやぶさ:松本零士監修で初アニメ化 タモリ、SMAPのフジ特番で

松本零士さんが監修した「はやぶさ」のアニメの一場面。(C)松本零士東映アニメーション
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松本零士さんが監修した「はやぶさ」のアニメの一場面。(C)松本零士東映アニメーション

 7年にも及ぶ宇宙の旅を終え10年6月に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のエピソードが、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などを手がけた松本零士さん(73)の監修で初アニメ化され、タレントのタモリさんや人気グループ「SMAP」が出演する特別番組「フジテレビ夢スペシャル タモリ×SMAP僕らは未来を信じよう! ~宇宙への挑戦と奇跡の物語」で3日、放送される。

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 「フジテレビ夢スペシャル」は、今年が人類が宇宙初飛行を成し遂げてから50年であることから、宇宙について分かりやすく楽しい切り口で紹介するエンターテインメント番組。初めて月面を歩いた米宇宙飛行士のバズ・オルドリンさんがその秘話を明かすほか、宇宙飛行士・若田光一さんが「NASA」の訓練用スペースシャトルを案内したり、SMAPが宇宙飛行士訓練や宇宙での生活を疑似体験する様子が紹介される。

 アニメは、イオンエンジンによる航行やほとんど重力がない環境での試料採取、カプセルを大気圏に突入させての回収など、人類初の技術をいくつも実証し、多くのトラブルを克服して“不死鳥”と呼ばれた「はやぶさ」の技術者や工場スタッフの秘話を描く。9カ月にわたって関係者へ取材して制作され、SMAPの草なぎ剛さんがナレーションを担当する。

 番組を企画した成田一樹さんは「はやぶさのカプセルには今も行列が途切れないという人気ぶりですし、来月には、日本人9人目となる古川(聡)宇宙飛行士がソユーズで旅立つなど、宇宙ブームはますます加速を見せています。宇宙への挑戦……そこには夢と希望が満ちあふれています。そんな宇宙=未来を知ることで、前に進む勇気と元気をお届けしたいと思います」とコメントしている。

 放送は3日午後7時~10時24分。(毎日新聞デジタル)

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