グラスホッパー:新宿でチャリティーイベント 佐藤かよ、バニラビーンズも出演

グラスホッパー・マニファクチュアのイベントに登場した佐藤かよさん
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グラスホッパー・マニファクチュアのイベントに登場した佐藤かよさん

 ゲーム会社「グラスホッパー・マニファクチュア」は30日、東京・新宿のライブハウスでチャリティーイベント「グラストリーム2」を開き、モデルの佐藤かよさんやアイドルユニットの「バニラビーンズ」らが登場した。

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 イベントは同社の設立13周年記念として企画されたが、東日本大震災の発生により、急きょ収益を義援金として寄付するチャリティーイベントに変更された。同社CEOで、「ノーモアヒーローズ」シリーズなどを手がけた須田剛一さんをはじめ、「サイレントヒル」シリーズなどの音楽を手がけたゲーム作曲家の山岡晃さん、「ディシプリン*帝国の誕生」の飯田和敏さんらが登場。世界のゲーム音楽家が集結してアルバムを制作し、収益を寄付する「Play for Japan-THE ALBUM-」や、環境音を取り込んでおだやかなサウンドに変換する震災復興祈願フリーソフト「なぎ-nagi-」が紹介された。

 バニラビーンズのレナさんとリサさんは、カエルを育てて捕獲する同社のiPhone向けアプリ「フロッグミニッツ」の一日PR大使として登場。「カエルの鳴き声がかわいい」「日本語モードと英語モードがあり、操作も簡単なので、世界中の人と一緒になって楽しめそう」とにっこり。ゲーマーとしても知られる佐藤さんも、「カエルは嫌いだけど、このゲームを遊んでいると、カエルの親になった気分になる」と、ゲームを楽しんだ。

 須田さんは「エンターテインメントとゲームの力を信じている。ゲーム作りを通して、被災して苦しんでいる人たちに元気を与えたい」と話していた。イベントと同アプリの収益は東日本大震災の義援金として、日本赤十字社に全額寄付される。 (毎日新聞デジタル)

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