北京五輪体操銀メダリストの内村航平選手が1日、コナミのグループ会社であるコナミスポーツ&ライフに入社。東京ミッドタウン(東京都港区)の本社で行われたコナミグループの合同入社式に参加し、新入社員代表として、辞令を受け取った。入社式後の会見で、3月11日に起きた東日本大震災に触れ、「僕にできることは、体操でみんなを元気づけること。今は(練習を)しっかりやって、結果を出して、みんなに勇気と感動を与えたい」と語った。
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内村選手は、08年北京オリンピックの体操競技において、個人総合で銀メダルを獲得。その後の世界選手権でも09、10年と個人総合で優勝し、2連覇を達成するなど、世界が注目するトップアスリートとして活躍。日本体育大学を卒業した。12年に行われるロンドン五輪の目標を聞かれると、「まだ明確な目標は立ててない。1年あるので、しっかり計画を立てて、やっていきたい」とコメントした。
内村選手のほか、同じく日本体育大学出身の山室光史選手も入社。山室選手は、初任給を何に使いたいかと聞かれ、「家族に恩返しがしたいので、貯金したい。また募金にも使いたい」と照れながら話していた。(毎日新聞デジタル)