溝端淳平:コナンと公開アフレコ「めちゃくちゃ緊張」

劇場版最新作「名探偵コナン 沈黙の15分」と実写ドラマ「工藤新一への挑戦状~怪鳥伝説の謎~」のプレミア試写会の舞台あいさつに登場した(左から)忽那汐里さん、溝端淳平さん、コナン、高山みなみさん
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劇場版最新作「名探偵コナン 沈黙の15分」と実写ドラマ「工藤新一への挑戦状~怪鳥伝説の謎~」のプレミア試写会の舞台あいさつに登場した(左から)忽那汐里さん、溝端淳平さん、コナン、高山みなみさん

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作「沈黙の15分(クォーター)」と実写ドラマ「工藤新一への挑戦状~怪鳥伝説の謎~」のプレミア試写会が9日、東京都内で行われ、ドラマ版で主人公・工藤新一を演じる溝端淳平さんやヒロイン・毛利蘭役の忽那汐里さんらが舞台あいさつに立った。コナンの着ぐるみや声優の高山みなみさんも登場し、3人の“コナン”が集結したことから公開アフレコも行われ、溝端さんは「めちゃくちゃ緊張しましたね。こんなにファンがいる前で。でも何度も練習した成果が出せたかなと思います」と笑顔を見せた。

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 溝端さんは実写版での主演について「本当にコナンが好きだったので、工藤新一は歴史上の人物くらい大きな人物。俺でいいのかとプレッシャーもありましたけど、こんなチャンスはないと思って引き受けた」と明かした。劇場版アニメを見た感想については「本当にスケールが大きくて、絶対今回は実写化できないなと思いましたね。本当にコナン君は格好良くて、かわいくて、頭も良くて、全部兼ね備えてて、ずるい」と感想を語り、コナン君が「照れちゃうよ」と頭をかく仕草をすると「かわいい……」と目じりを下げていた。

 「名探偵コナン」は、青山剛昌さんが「週刊少年サンデー」(小学館)で連載する人気マンガ。高校生探偵の工藤新一が、謎の組織の手で子どもの体にされてしまい、小学生探偵の江戸川コナンとして、難事件を解決するという人気シリーズで、テレビアニメは96年からスタートして人気を集め、97年からは劇場版アニメも毎年製作されている。

 15作目となる今回の劇場版は、東京都知事あてに脅迫状が届き、地下鉄爆破事件が起こるところから始まる。コナンのお陰でけが人もなく大惨事は免れたが、物語は8年前に起こったある事件とリンクしていく。そして知事が国土交通相時代に行ったダム建設が絡んでいると推理したコナンたちは、新潟に向かう……というストーリー。ゲスト声優として戦場カメラマンの渡部陽一さんも起用されている。16日から全国で公開される。

 また、実写ドラマ版は、これまで、小栗旬さんが工藤新一役で主演した2作が放送されており、第3弾となる今回は完全オリジナルストーリー。新一が子供にされてしまう100日前が舞台。マヤ文明の伝説に似た伝説が語り継がれる十五夜村で、溝端さん演じる新一が連続殺人事件の謎に挑むというストーリー。アニメ放送15周年を記念して、読売テレビ・日本テレビ系で15日に放送される予定。(毎日新聞デジタル)

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