火星世界の冒険を描いたディズニーの劇場版3Dアニメ「少年マイロの火星冒険記 3D」(サイモン・ウェルズ監督)のジャパンプレミアが13日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われ、主人公マイロの吹き替えを担当した子役の濱田龍臣くん(10)と、父親役で共演するお笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さんが登場。濱田くんは「主演の声をやらせてもらって、いい思い出になりました。大変でしたけど、いろいろなことがあってがんばれたので、いい作品になったと思います」と笑顔。このコメントに対し、設楽さんは「天才ですから。ずっと上手だと思ってました。(演じていても)マイロが濱田君に見えてくる」と、濱田君を絶賛していた。
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映画は、いつもケンカばかりしていた母親が何者かに連れ去られ、必死に行方を捜すマイロが宇宙にまで飛び出し、高度な科学と文明を誇る火星に到着するところから始まる。未知なる発見の連続、命がけの救出劇、そして火星で出会う素晴らしい仲間たち。マイロの冒険は、やがて火星に秘められた恐るべき謎を解き明かしていく……というストーリー。
司会から火星で何がしたいと聞かれた濱田君は、「(重力が地球と違うので)ジャンプしてみたい」と笑顔を見せた。身近で火星人みたいな人はいるかという質問に設楽さんは「(相方の)日村ですね。日村さんを超える人はいない」ときっぱり。日村さんに今回の声優の件を報告したかという問いに設楽さんは「非常にデリケートな問題になってしまうので、言ってないんですけど」とジョークを飛ばし、「日村さんもディズニー作品の声優をやられてましたけど、ライバルとして、今回かなり差を付けたかなと」と自信に満ちたコメントで会場を笑わせていた。
ジャパンプレミアには、スペシャルゲストとして、元横綱の曙さん、元サッカー選手で解説者の城彰二さん、元プロ野球選 手でスポーツキャスターの宮本和知さんも登場。ブルースーツ(宇宙服)を着た「日本宇宙少年団」の子供たちにエスコートされながら、舞台に登壇し、「子供たちを元気に」をテーマに、元スポーツ選手という立場で、トークを繰り広げた。子供たちへのアドバイスを聞かれると、曙さんは「(スポーツや映画は)夢がいっぱいある世界。遠慮なく追いかけてほしい」とコメント。宮本さんは「失敗することがプラスになるという気持ちを持って、いろんなことにチャレンジしてほしいと思います」と、城さんは「夢を持って、突き進んでほしい。まず、夢を持つことから始めよう」と、アドバイスしていた。映画は4月23日から公開予定。(毎日新聞デジタル)
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