俳優の小栗旬さんと女優の長澤まさみさんが共演する山岳救助を描いたマンガ原作の映画「岳−ガク−」(片山修監督)の特別試写会が13日、一ツ橋ホール(東京都千代田区)で開催され、小栗さん、長澤さん、片山監督が舞台あいさつに登場した。
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小栗さんと長澤さんが映画で共演するのは「ロボコン」(03年公開)以来8年ぶりで、小栗さんは長澤さんとの久々の共演について「もともと人見知りなのかな? まさみちゃんが15歳の時は仲が良かったと思ってたんですけれど、どんどんよそよそしくなった。もうまさみちゃんとは楽しくしゃべれないんだなと思いました」と寂しそうだった。長澤さんは「本当に人見知りなんです。小栗君は他の現場で会うと印象が違うので、私こそ小栗君が変わっちゃったと思いました」と言い返すと、小栗さんは「現場でまさみちゃんに、普通のテンションで『お兄ちゃん』と呼ばれたこともある。おれ知らないうちに妹ができたんだな、と思いました」と天然ぶりを明かし、長澤さんを恥ずかしがらせていた。
同映画は、世界の山を渡り歩き、山を愛し、その恐ろしさも知る島崎三歩(小栗さん)が帰国後、山岳救助ボランティアとして登山者の命を守っていた。一方、北部警察署山岳遭難救助隊に新人として配属された椎名久美(長澤さん)は、三歩たちの指導で、過酷な訓練をこなしていたが、実際の救助現場では遭難者を救えず、自信をなくしていった。そんな時、猛吹雪の中で多重遭難が発生、仲間とともに救助に向かう久美だったが、そこには想像を絶する雪山の脅威が待ち受けていた……というストーリー。小栗さん、長澤さんのほか、佐々木蔵之介さん、石田卓也さん、やべきょうすけさんらが出演する。映画は5月7日に全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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