パラダイス・キス:ジョージ役の向井理が脱力系コメディーに挑戦 

スピンオフドラマ「パラダイス・キス:アフタースクール」 (C)KDDI,STUDIO SWAN(IMJ−E)
1 / 1
スピンオフドラマ「パラダイス・キス:アフタースクール」 (C)KDDI,STUDIO SWAN(IMJ−E)

 6月4日公開の映画「パラダイス・キス」に先駆け、映画のスピンオフドラマ「パラダイス・キス:アフタースクール」が 「au」の携帯電話で視聴できる「LISMOドラマ」で配信されることが15日発表された。脚本・監督にドラマ「THE3名様」の福田雄一さんを迎え、映画と同じキャストの向井理さん、五十嵐隼士さん、大政絢さん、賀来賢人さんが、脱力系コメディーに挑戦する。

ウナギノボリ

 ドラマは「パラダイス・キス」に登場するジョージの超高級マンションを舞台に、ジョージとパラキスメンバーたちの日常を描くシチュエーションコメディー。ラブストーリー主体の映画とは一味違うゆる~く笑える内容は、映画を見る前に携帯で視聴するのにピッタリのエンターテインメントに仕上がっている。配信されるのは第1話「ジョージのバカ広いマンションでモデル選びの巻」、第2話「ジョージのバカ広いマンションで打ち合わせ後の巻」、第3話「嵐と実和子、初めてジョージのバカ広いマンションに来たの巻」、第4話「ジョージのバカ広いマンションでランチの巻」の計4話。

 脚本も書いた福田監督は「僕がジョージに、そして向井君にやってほしいことの羅列がこのドラマにはあります。撮影前に想像していた以上に向井君がおもしろかった。(カップ焼きそばの)湯切りとかしてくれてねぇ。本当に貴重な姿がいろいろ見られましたね」と撮影中は監督の笑い声が絶えないリラックスした雰囲気の撮影現場となったようだ。

 ジョージ役の向井さんは「初めて脚本を読んだ時はいい意味ですけど、おふざけだなあと(笑い)。撮影中はみんなとの掛け合いが楽しかったです」と福田監督のさまざまな要求に応えながらも撮影を楽しんだ様子のコメントを寄せ、また「映画では描かれていなかった『パラダイス・キス』メンバーの関係性が垣間見えると思います。スピンオフドラマを見て知識を入れていただき、ぜひ、映画館で『パラダイス・キス』を楽しんでいただきたいです」と本作の完成に自信満々の様子だ。

 「パラダイス・キス」は矢沢あいさんがファッション誌「Zipper」(祥伝社)に99~03年に連載したマンガが原作。矢沢さんが「りぼん」(集英社)で95~97年に連載した「ご近所物語」の続編に当たり、コミックスは全5巻で累計600万部を発行し、矢沢さんの代表作の一つといわれている。05年にはフジテレビ系でアニメ化もされ、6月4日には実写映画が全国公開される。

 スピンオフドラマ「パラダイス・キス:アフタースクール」は5月6日からスタート。毎週金曜更新で全4話配信。視聴方法はauの携帯電話で「リスモドラマ」を検索。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事