宮城県七ケ浜:アニメ「かんなぎ」のファンらが“聖地”を清掃

宮城県七ケ浜町の鼻節神社で、倒れた灯籠を直す清掃の参加者ら
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宮城県七ケ浜町の鼻節神社で、倒れた灯籠を直す清掃の参加者ら

 アニメ「かんなぎ」のモデルになった宮城県七ケ浜町の鼻節神社で17日、ファンや痛車の愛好者ら14人が集まり、2時間半かけて掃除をした。東日本大震災で町の大半が被災し、掃除まで回らなくなったのを受け、これまで同地を訪れていた県外の有志が企画し、集まった。

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 鼻節神社は、09年に放送されたアニメ「かんなぎ」の神社のモデルとして知られ、ファンが訪れ、キャラクターのイラストを書いた「痛絵馬」を奉納するなどで話題となった。同神社は高台にあったため津波の被害は免れたが、地震などにより灯籠(とうろう)が倒壊するなどの被害が出ていた。

 掃除は午後1時半から始まり、遠くは埼玉や福島、ブログを見た地元の生徒たちが自転車でかけつけるなどして参加。倒れた灯篭(とうろう)を元に戻したり、参道を清め、お参りに訪れた地元の人たちとあいさつを交わすなどした。次週は同町の多目的センター「七ケ浜国際村」の清掃をする予定といい、次の神社の清掃はゴールデンウイーク中に実施する予定。(毎日新聞デジタル)

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