hitomi:インディーズ移籍で世界視野に 米制作集団が全面プロデュース

hitomiさんの移籍後初のアルバム「SPIRIT」のジャケット
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hitomiさんの移籍後初のアルバム「SPIRIT」のジャケット

 エイベックスからインディーズレーベルへの移籍を発表したhitomiさんの移籍後初アルバム「SPIRIT」(27日発売)を、米歌手のブリトニー・スピアーズさんをリバイバルさせたことなどで知られるプロデュース集団「Advanced Alternative Media(aam)」が全面プロデュースしていることが20日、明らかになった。「aam」が日本人を全面プロデュースするのははじめて。「SPIRIT」では、世界基準の最先端なロックとクラブミュージックが巧妙に入り交じる特殊な世界観が、鋭く研ぎ澄ましたメッセージで力強く表現されるという。

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 「aam」は米ニューヨークに本社を置く音楽業界の総合マネジメント会社で、08年にブリトニーさんを全米1位に返り咲かせた「CIRCUS(サーカス)」、ケイティー・ペリーさんの全米1位獲得アルバム「Teenage Dream(ティーンエイジ・ドリーム)」など多くの楽曲に携わったプロデューサーDr.Luke(ドクター・ルーク)さんが在籍する。米歌手のマドンナさん、クリスティーナ・アギレラさん、カナダ出身の歌手アヴリル・ラヴィーンさんの他、米ロックバンド「Weezer(ウィーザー)」ボーカルのリヴァース・クオモさんなど、多種多様なアーティストに楽曲提供している。なお、hitomiさんは新アルバムでクオモさんとツイン・ボーカルも披露している。

 また、移籍先が「maximum10」であることが明らかになった。同レーベルは、欧米で先行デビューし人気を誇る逆輸入バンド「FACT(ファクト)」が在籍し、世界を見据えた展開を仕掛けてきたインディーズレーベル。hitomiさんは移籍について自身のブログで、「理由としては以前にも言ったとおりメッセージを多くのみんなに届けたいし、今回は音色もかなり変わり、より聴いてほしい気持ちが私もスタッフも高まった。“どうしたらいいか?”という結論から、売り場を変えてみようという発想に至った」とコメント。移籍後もエイベックスから離れるわけではないとし、「移籍してもa-nationにも出るだろうし、変わらないとこはなんら変わらないんだ。だから、これからもヨロシク!」とコメントしている。(毎日新聞デジタル) 

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