マンガ新連載:「南国トムソーヤ」 「東京トイボックス」のうめの新作 少年たちの冒険物語

うめさんのマンガ「南国トムソーヤ」のカット(c)うめ/新潮社
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うめさんのマンガ「南国トムソーヤ」のカット(c)うめ/新潮社

 雑誌で連載が始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。「東京トイボックス」シリーズで知られる作者・うめさんの新作「南国トムソーヤ」の連載が、21日発売の「月刊コミック@バンチ」(新潮社)6月号で始まった。

ウナギノボリ

 とある理由で、“最果ての島”といわれる南国・羽照那(はてな)島に転校した少年・狩野千晴は、寡黙で島唯一の同級生・我那覇竜胆(がなは・りんどう)と出会う。最初はとっつきにくく感じる千晴だが、次第にうち解けていき……というストーリーだ。

 ◇ コミック@バンチ編集部 榎谷純一さん

 「大東京トイボックス」で好評な著者、久々の新作です! しかも久々に少年たちが主人公の物語です。ゲーム業界を徹底的に取材してストーリーを作るうめ先生。今回もいろんなネタを仕入れるため、沖縄の石垣島や波照間島を徹底的に取材されて執筆開始。最新機器に強い都会の少年が、最果ての島へ転校してくることから物語はスタートします。少年達は沖縄の離島でどんな恋をして、どんな冒険が待っているのか? 個性豊かなキャラクター達の成長が今から楽しみです。

 あのトムソーヤのような夢や冒険をそのまま望めなくなった現代社会。子供たちの夢や希望は一体どこにあるのだろうか。子供のころトムソーヤの冒険に憧れたすべての大人たちはもちろん、トムソーヤのような夢を忘れた子供達へ。ぜひご期待ください!

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