森進一:コブクロの「蕾」を1人2役でカバー BSフジ「歌人伝説」で1時間半の特集

音楽特別番組「歌人伝説」で歌を披露する森進一さん
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音楽特別番組「歌人伝説」で歌を披露する森進一さん

 歌手の森進一さん(63)を特集したBSフジの音楽特別番組「歌人伝説」が23日午後1時から放送される。森さんは、男性デュオ「コブクロ」が07年に発売した「蕾(つぼみ)」のメーンボーカルとコーラスを1人2役でカバー。その映像は別々で撮影して合成され、森さんは自分と“共演”している。

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 「歌人伝説」は、毎回1人または1組の歌手を取り上げ、歌手が自分の歌に沿って人生を語るロングインタビューと、自身のヒット曲や思い入れのある曲、思い出のカバー曲などを披露する1時間25分の音楽番組。

 森さんは、09年に発売したカバーアルバム「Love Music」でコブクロの「蕾」、尾崎豊さんの「I LOVE YOU」、石川さゆりさんの「天城越え」などをカバーした。カバーの際「蕾」は2人分の音域をカバーしなければいけないため、大変だったという。

 番組で自身の歌手生活45周年を代表曲と共に振り返った森さんは、「自分の人生をじっくり振り返る番組への出演は今回が初めてではないでしょうか。今は大変な時期ですが、僕の歌を聴いていただいて、これからの生きる力というか、生きる元気につなげていただければうれしいです」とコメント。「生きていく中で前を向くことは大切ですが、時には振り返ることも元気のもとになるかと思います。また、歌を聴いて『あの時はこうだったな』と楽しかったことを思い出していただければ」と話している。

 番組では、71年に発売した自身の代表曲「おふくろさん」への思いや、音楽に目覚めたきっかけ、独特の声への考えのほか、作曲家としての活動や今後の夢などを語る。また「おふくろさん」「女のためいき」「花と蝶」「港町ブルース」など12曲が新たに収録され、放送される。(毎日新聞デジタル)

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