石原さとみ:「アドリブのアイデア募集します」 「港町純情オセロ」東京公演初日

劇団☆新感線プロデュース「港町純情オセロ」に出演する女優の石原さとみさん(右)と橋本じゅんさん
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劇団☆新感線プロデュース「港町純情オセロ」に出演する女優の石原さとみさん(右)と橋本じゅんさん

 劇団☆新感線がプロデュースする演劇「港町純情オセロ」が東京公演初日を迎え、女優の石原さとみさん(24)ら出演者が30日、公演前に報道陣の取材に応じた。石原さんは、橋本じゅんさん(47)演じるオセロとの「うざくて、ばかっぽくて、ラブラブで、ほほえましい」シーンをアドリブで演じていることを明かし、「毎回どう演じようか話し合っていて、とても楽しんでいます。アイデアを募集します!」と会場を盛り上げた。 

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 同作は、シェイクスピアの4大悲劇の一つ「オセロ」の舞台を戦前の関西の港町に置き換え、男女・師弟の間で繰り広げられる人情を表現した悲喜劇。藺牟田(いむた)組の組長・藺牟田オセロ(橋本さん)は、病院の箱入り娘・モナ(石原さん)と結婚し、幸せな日々を暮らしていた。そんな中、ナンバー2の伊東郷・通称ミミナシ(田中哲司さん)が、次期若頭は汐見秀樹(伊礼彼方さん)だという言葉に驚き、オセロをおとしめる陰謀を企てていく……というストーリー。演出をいのうえひでのりさん、脚色を青木豪さんが手がけており、15~22日に大阪公演を終えている。

 劇団新感線の橋本さん、俳優の大東俊介さん(25)も登場し、橋本さんは、「さとみちゃんは最初からプロフェッショナルで、この舞台を楽しみきるんだとエネルギーの塊のようです。ずっと楽しい時間を過ごせていて、体感時間がとても短いです」とすでに名残惜しそうだった。

 石原さんは、「けいこからとてもぜいたくで、プロ意識の高い人ばかりです。大阪公演の打ち上げはとても豪華で、東京がどうなるか楽しみです」と笑わせながらも、「舞台は本当に楽しくて、毎日勉強させてもらってます。笑って泣いて、感動する作品だと思いますので、ぜひ体感してください」と呼びかけた。

 東京公演は、30日~5月15日に赤坂ACTシアター(港区赤坂)で行われる。(毎日新聞デジタル)

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