ゲーム1週間:PSNで7700万人分の個人情報流出 Wii後継機発表

 1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今週(23~30日)は、PS3・PSP向けネットワークサービス「プレイステーションネットワーク(PSN)」などから不正アクセスにより7700万人分の個人情報が流出した可能性があるとのニュースや、任天堂が「Wii」の後継機となる新しいゲーム機を12年に発売すると発表した話題などが注目を集めた。  

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 27日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、同社のPS3・PSP向けネットワークサービス「プレイステーションネットワーク(PSN)」と映像配信サービス「Qriocity(キュリオシティ)」で、第三者からの不正アクセスがあったと発表した。世界59カ国・地域の7700万人分の個人情報が流出した可能性があるという。同社はクレジットカード番号が見られた可能性について「完全には否定できない」としている一方で、現時点ではその形跡は見つかっていないとしている。

 25日、任天堂は、家庭用ゲーム機「Wii」の後継機となる新しいゲーム機を12年に発売すると発表した。6月7日から米ロサンゼルスで開かれるゲーム展示会「E3」に出展し、具体的な仕様について公表するとしている。

 26日、お笑いタレントの楽しんごさんが、オンラインゲーム運営の「ネクソン」が東日本大震災の復興支援のために行う「FPSチャリティーキャンペーン」の記者会見に登場。キャンペーンに賛同する楽しんごさんにあこがれの俳優・東幹久さんもビデオメッセージを寄せ、「しんごくんも、頑張って」とエールが送られると、楽しんごさんは「めっちゃうれしい。初めてですよ。お会いしたことないのに。やさしく、愛情のある人だなと思います」と感激の涙を浮かべた。キャンペーンでは、同社のFPS(1人称視点シューティング)ゲーム「カウンターストライクオンライン」と「サドンアタック」の2タイトルで、楽しんごさんに関連したゲーム内で使用できる武器などが手に入るキャラクターアイテムを発売するほか、楽しんごさんや東さんの私物をヤフーオークションに出品。チャリティーキャンペーンでの売り上げや義援金は、日本赤十字社を通じ、被災地へ寄付される。(毎日新聞デジタル)

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