井上雄彦:迫力の立ち姿 18メートルの巨大武蔵が原宿に登場

巨大な「宮本武蔵」が原宿にお目見え=東京都渋谷区で2011年5月1日撮影
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巨大な「宮本武蔵」が原宿にお目見え=東京都渋谷区で2011年5月1日撮影

 井上雄彦さんの人気マンガ「バガボンド」の主人公・宮本武蔵の巨大なイラストが1日、「ラフォーレ原宿」(東京都渋谷区)の壁面にお目見えした。現在放送中の「カップヌードル」(日清食品)のテレビCMのために井上さんが描き上げた絵を縦18.2メートル、横10.3メールに拡大。力強く迫力のある立ち姿の武蔵が、深い祈りのこもった表情で若者の街・原宿を見下ろしている。

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 巨大広告は、テレビCMで井上さんが、高さ3メートル、横1.7メートルの巨大なキャンバスに12時間かけて描き上げた渾身(こんしん)の作品を拡大。巨大ビジュアルの掲出は7日までの期間限定。16日から5月末までは「マルイジャム渋谷」(東京都渋谷区)にも掲出される予定。テレビCMで発信している「この国には、底力がある。」とのメッセージを、「特に若者に伝えたい」(同社関係者)との思いから原宿に登場することになった。

 「カップヌードル」のCM「武蔵登場」編では、同製品が40周年を迎える今年、「前に進むための勇気と希望」を届けようと、“強くあろうとする者”の象徴として「バガボンド」の武蔵が登場。井上さんが真っ白なキャンバスと1人で向き合い、全身を使って武蔵を描きあげていく様子をCM映像として切り取っている。(毎日新聞デジタル)

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