ピンク・レディー:ケイ“サウスポー”でノーバウンド始球式 神宮球場

始球式に登場した(左から)福地寿樹選手、ケイさん、ミーさん、宮本慎也選手
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始球式に登場した(左から)福地寿樹選手、ケイさん、ミーさん、宮本慎也選手

 70年代後半に一世を風靡(ふうび)し、昨年9月に本格的な音楽活動を再開した女性デュオ「ピンク・レディー」が3日、東京・神宮球場で行われたヤクルト対中日戦の始球式に2人で登場。ヤクルトのユニホーム姿でマウンドの手前に立ち、“サウスポー”のケイさんはノーバウンド投球を披露。ミーさんもキャッチャーに届かせるピッチングで、観客から大きな拍手を受け、「緊張したあ!」とほっとした様子だった。 

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 ミーさんは「ステージでは緊張することはないんですけど、今日はひじが笑って、今でもガクガクしてる感じです。前に飛んでよかった」と語り、大ヒット曲「サウスポー」と同じく左投げで見事な投球を披露したケイさんは「3日くらい練習したけど、難しかった。でも届いたので、(出来は)まあまあです」と笑顔で振り返った。21日からは全国ツアーも控えており、ケイさんは「日本に笑顔が戻って、みなさんが少しでも元気になれるように、私たちもできることがあれば頑張っていきたい」とコメントした。

 「ピンク・レディーDAY」と銘打たれたこの日の試合は、DVD−BOX「ピンク・レディーIN夜のヒットスタジオ」の27日発売を記念して、2人が始球式に登板したほか、BGMやバックスクリーンのビジョン映像も「ピンク・レディー」が目白押しに。2人はヤクルトの宮本慎也、福地寿樹の両選手に花束も贈呈した。DVD−BOXは、フジテレビの音楽番組「夜のヒットスタジオ」の出演映像集で、デビュー曲「ペッパー警部」での76年の初出演映像から、解散コンサート前日の81年3月30日の出演時まで、「UFO」など多数のヒット曲を歌った37回分の出演映像を収録。「スタードッキリ(秘)報告」「FNS歌謡祭」などの出演映像も収録された4枚組みで275分。1万4910円で27日に発売予定。(毎日新聞デジタル)

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