元プロ野球選手で野球評論家の清原和博さんの妻でモデルの亜希さん(42)が6日、東京都内で行われた「第4回ベストマザー賞」の授賞式に出席。文化部門で同賞を受賞した亜希さんは授賞式後に取材に応じ、「長男が4月から野球を始めて、(夫は)そのことでいろんなことが見えてきたみたい。最近は(息子に)野球の指導をしています」と明かし、「(夫は子どもに)勉強は教えてくれない。ケンカと野球だけ教えてくれる」と言って朗らかに笑った。
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ベストマザー賞は、母親たちのあこがれや目標となる人を表彰するものでNPO法人「日本マザーズ協会」の主催。過去に女優の黒木瞳さんや安田成美さん、江角マキコさん、歌手の今井絵理子さんや森高千里さんらが受賞している。亜希さんは84年にミス・セブンティーンコンテストでスカウトされて芸能界入りし、00年に和博さんと結婚。結婚後もモデルを続け、08年から2年にわたって女性ファッション誌「STORY」の表紙モデルを務めた。現在、8歳の長男と6歳の次男がいる。
亜希さんは受賞について「私で良かったのかなというのが本心」とはにかみ、「(家族は)みんな喜んでくれました。(夫は)『(取材で)変なこと言うなよ』みたいな感じでした」と笑顔を見せた。和博さんはケンカを教えるんですか?という問いに亜希さんは「『男はケンカに勝て』と言っています」とコメント。息子さんは将来野球選手ですか?と聞かれると「そうですね。漠然と私の中では夢はあるんですけど、簡単なことではないですし……」といい、「野球でも何でも、子どもの夢は自分のすべてをささげて協力したい」と力を込めた。
今回のベストマザー賞は、日本マザーズ協会が全国で開催した子育て応援イベントでのアンケートや、インターネット投票で各部門の受賞者を決定。ほかに音楽部門で歌手の今井美樹さん(48)、芸能部門で女優の石田ひかりさん(38)、スポーツ部門でバレーボール選手の山本愛さん(29)が受賞した。企業部門、自治体部門などの団体賞は東日本大震災に関係して規模を縮小したため、表彰を見合わせた。 (毎日新聞デジタル)