お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんがよしもと芸人らとつくるビジュアル系バンド「jealkb(ジュアルケービー)」が12日、ライブハウスツアー「鳥薔薇ノ空」の最終公演を赤坂BLITZ(東京都港区)で行った。アンコールを含む全24曲を熱唱し、タレントのはるな愛さん、お笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春さんもスペシャルゲストで登場し、会場を埋めつくす1200人超の“ジュアラー”(=ファン)を熱狂させた。
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ボーカルのhaderu(ハデル)こと淳さんは「僕たちの夢は武道館。メンバーが7人から5人になって失速はしたけど、メンバーは切実に行きたいと思っています」と宣言。この日のライブには、はるなさんはじめ、ロックバンド「ムック」の逹瑯(たつろう)さん、「Acid Black Cherry」のyasuさん、「THE 冠」がゲストで登場したほか、アンコールでは庄司さんも“乱入”し、会場は大盛り上がり。ファンのアンコールの声に予定外の1曲も披露し、淳さんは「ありがとう。最高の夜になりました! ジュアラー、愛してっぞー!」と充実の笑顔だった。
「jealkb」は、淳さんが、自らの“兄”という設定の「haderu」としてボーカルを務めるバンドで07年10月にメジャーデビュー。数々のシングルやアルバムをリリースし、ライブ活動も精力的に行ってきた。今年2月にはマンガ家の鳥山明さん描き下ろしのジャケットで、逹瑯さん提供の楽曲などを収録したアルバム「Invade」を発売。今回のツアーは、この日の赤坂BLITZを含む全国15会場で行われた。(毎日新聞デジタル)