「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition
【狩野英孝解説付き】第9話「もう誰にも頼らない」
12月7日(日)放送分
1巻が発売されたコミックスの中から、編集部と書店員のお薦めマンガを紹介する「はじめの1巻」。今回は、マンガ誌「月刊コミックゼノン」(徳間書店)で連載、ライブドアの堀江貴文元社長のデビュー小説を原作にした竹谷州史さんのマンガ「拝金」(ゼノンコミックス)です。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
ゲームセンターに入り浸っていたフリーターの青年・藤田優作が、金を好きなだけ使う謎の男と出会う。反感を持ちながらもその男とかかわることになった優作は、男から「金持ちになってもらおうか」といわれて200万円を渡されて起業する……という物語。原作は、年収200万円のフリーターから売上高500億円のカリスマへと成長して快進撃を続ける主人公の青年に、次第に暗い影が忍び寄ってくるという青春小説で、ライブドア事件を思わせる描写なども話題となった。
東日本大震災の発生から続く一連の報道で、何かを隠していそうなマスメディア、不安にかられて買いだめに走る人々を見て、多くの方が不安になられたと思います。しかしもともと安心なんて存在したのでしょうか?
安心という言葉をばらまくことで思考を停止させ、既得権益を守ろうとするシステム。安心に依存することで、不安にさせるものへの極度の反発を起こす世の体質……。
竹谷先生と打ち合わせを繰り返し、この原作は「『メディアの欺まんと大衆心理の怖さを誰よりもその身で体験した堀江さんが書いた既得権益への怒り』である」と僕らなりに突き詰めてから連載をスタートしました。震災時にもブレなかった堀江さんのツイートを読む限り、それは間違っていないと思っています。
極端な物言いかもしれません。ですが、僕と竹谷先生は堀江さんのその思いに賛同して、この作品に臨んでいます。大仰なことをいうようで恐縮ですが、「拝金」というタイトルや堀江さんというキャラクターに誤解を持つ方が多いと思いますので、あえて書かせていただきました。もちろん、マンガならではの面白さ、読みやすさは保証します。マンガのダイナミズムで、作品のメッセージがより多くの方に届きますように。
最初のうちは、キャラクターもストーリーも“うさんくささ満点”で「ほんとかいな??」と半信半疑でしたが、次々と語られる金と商売の秘密や種明かしの数々に、いつしか「なるほどそうだったのか」とうなずきながら読んでいました。「これはあくまでマンガだからアイデア一つでほいほいとうまくいってるだけで、実際はこんなわけないよなー」と分かってはいても、その半面で次第に「ひょっとしたら自分でもいけるかも」と思わせてくれるのがなんとも罪作りです。
藤本タツキさんの人気マンガが原作のアニメ「チェンソーマン」の劇場版アニメ「チェンソーマン レゼ篇」の興行収入が94億円を突破したことが分かった。観客動員数は619万人を突破するな…
ナガノさんの人気マンガ「ちいかわ」の名場面がデザインされたアクリルクリップ「ちいかわ アクリルシーンクリップビスケット(10個入)」(バンダイ)が発売される。ビスケットのおまけの…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された芥見下々(あくたみ・げげ)さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の第3期「死滅回游 前編」とJR東日本がコラボすることが分かっ…
人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが、新選組を題材にした安田剛士さんのマンガが原作のテレビアニメ「青のミブロ」の新シリーズ「芹沢暗殺編」で、オープニングテ…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の鈴木祐斗さんの人気マンガ「SAKAMOTO DAYS」の連載開始5周年を記念して、12月8日発売の同誌2026年2号で5大企画が発表された…
2025年12月08日 17:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。