ゲーム質問状:「最後の約束の物語」 男だけのチームで開発 酷暑の中ギュウギュウ……

PSP用ソフト「最後の約束の物語」(イメージエポック)
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PSP用ソフト「最後の約束の物語」(イメージエポック)

 ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、数々の人気RPGを手がけてきた開発会社「イメージエポック」が自らゲームを販売するパブリッシャー事業への参入第1弾となる「最後の約束の物語」(PSP)です。イメージエポックの宇田洋輔ゲームプロデューサーに作品の魅力を聞きました。

あなたにオススメ

 −−ゲームの特徴と、セールスポイントは?

 ◇豪華声優陣と、重厚なストーリーが描く“最後の約束”の物語◇

 圧倒的な絶望の中に残された最後の希望。好みのキャラクターと契(ちぎ)る、“最後の約束”。RPGファンが納得する重厚なドラマと、豪華声優陣が演じるキャラクターの魅力でストーリーを盛り上げます。

 ◇戦略級コマンドバトル。これぞ「ロストゲーム」◇

 ハイテンポで繰り広げられるコマンドバトルでは、キャラクターを“ロスト”する恐怖と戦うことになります。誰を守り、誰を盾にするのか。犠牲なくして勝利はないのか? RPGファンにも納得いただける、歯ごたえあるバトルシステムをご提供いたします。

 ◇実績あるRPG専門メーカーが送る完全新規オリジナルRPG◇

 完全新規オリジナルRPGにこだわり、「セブンスドラゴン」「ラストランカー」と、ファーストタイトルでありながらユーザー評価を得た実績をもつイメージエポックが、新たにパブリッシャーに参入の第1弾タイトルとなっております。

 −−作品としての狙いは?

 ◇JRPGとしてスタンダードな部分と相反する部分を共存させたゲームを◇

 JRPGのもつ良さを目指しつつ、RPGが持っている部分を少し変えてみよう、という狙いで制作しました。今ゲームではキャラクターは、一定の条件を満たすと「ロスト」、完全に消滅してしまいます。RPGという蓄積管理を主としたゲームにおいてキャラクターの喪失は主要素と相反する要素なのですが、そこをシステムとして落とし込み、緊張感を持続させることはできないだろうか、と考えました。

 −−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。

 ◇暑かった……◇

 イメージエポックは急成長している会社でして、そこそこ広いオフィスなのですが、それでも人が入りすぎてギュウギュウでした。昨年の夏はとにかく暑く、しかも「最後の約束の物語」のチームは全員男なので、むさくるしさも相まって「暑い、暑い」とみんなでワメキながら作成しておりました。ちなみに今はフロアの拡張を済まし、快適な労働環境となっております。

 −−ファンへ一言お願いします。

 イメージエポックのメーカー参入第1作ということで、他のメーカーさんに比べて未熟な点もあるかと思いますが、熱意を持って作成していきたいと思います。イメージエポックの「JRPG」メーカーとしての第一歩として、プレーいただければ幸いです。

 イメージエポック ゲームプロデューサー 宇田洋輔 

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