GUY 移植病棟24時:米移植医療の最前線描くノンフィクションをマンガ化

 アメリカで活躍する移植医の加藤友朗さんのノンフィクションをマンガ化した「GUY(ガイ)~移植病棟24時~」の連載が、18日発売の「ビジネスジャンプ」(集英社)6月1日号で始まった。米ニューヨークを舞台に、「日本から来た神の手」と呼ばれる渡海ことドクター・ガイが患者の命を救うために移植手術に挑む医療マンガ。

ウナギノボリ

 コロンビア大学医学部外科教授などを務める加藤さんの自著「移植病棟24時」(集英社)を原作とした作品で、原作は、アメリカの巨大移植センターでの自らの体験をつづったヒューマン・ドキュメント。本作では、将棋マンガ「しおんの王」(講談社)の作画を担当したマンガ家の安藤慈朗さんとタッグを組み、臓器移植という壮大なテーマに挑む。

 第1話「奇跡の男」は、ニューヨークの大学病院を舞台に渡海が日本の田舎の町病院から渡米して来た若き医師の黒田光二郎と出会い、体外腫瘍(しゅよう)切除手術というオペについて議論を交わす……というストーリー。スリリングなオペシーンや看護師のマリなどの女性キャラクターも魅力の作品だ。(毎日新聞デジタル)

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