音楽プロデューサーのつんく♂さんが28日、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で行われた東日本大震災の被災者支援イベント「MERRY SMILE ACTION」のトークライブに登場した。つんく♂さんは震災直後に作ったという「Love is here 希望の光」を初披露した。観客は被災地の子供たちの笑顔がプリントされた傘を一斉に開き、”笑顔の花”を咲かせて、復興へエールを送った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
イベントはアートディレクターの水谷孝次さんが被災した人たちに笑顔をもたらそうと企画。福島県いわき市の副市長が来場してあいさつしたほか、映画「フラガール」のモデルになったダンスチーム「フラガール」などがパフォーマンスを行った。
つんく♂さんは震災後、被災地を訪問し、「子供たちの笑顔が大切」と実感したといい、曲が生まれた経緯を「人として被災地のために何かしたいと考えたが、何もできなかった。やれることはまず曲だろうと思って出てくるエネルギーを曲にして、ネットに上げた」と語った。つんく♂さんが同曲を公の場で披露するのは今回が初めて。(毎日新聞デジタル)