西川貴教:劇場版「戦国BASARA」出陣式に登場 「計り知れないパワー、全国に届けたい」

「劇場版 戦国BASARA −The Last Party−」出陣式に登場した西川貴教さん(左から2人目)
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「劇場版 戦国BASARA −The Last Party−」出陣式に登場した西川貴教さん(左から2人目)

 人気テレビアニメを映画化した「劇場版 戦国BASARA −The Last Party−」の公開前日の3日、東京都内で“出陣式”と題した試写イベントが行われ、主題歌を手がけた「T.M.Revolution」の西川貴教さんらが舞台あいさつに登場した。「(アニメとの)お付き合いも、かれこれ7年目。夢だった劇場版に、こうやってみなさんと一緒に、この瞬間を迎えられて本当にうれしい」と感慨深げだった。

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 また、西川さんは、「ラストと言いながらも、まだまだ続くであろうこの“わけのわからない宴”は、いったいどこまで行ってしまうのか、まったく検討がつきません。これってワンピースじゃん!って思ったりとかもしたし、計り知れない、このなんともいえないパワーを、ここから全国に届けていきたい」と力強く語っていた。

 アニメ「戦国BASARA」は、6本の刀を操る伊達政宗や、2本のやりを使いこなす真田幸村ら戦国武将が敵の大軍をなぎ倒すカプコンのアクションゲームが原作。スタイリッシュなよろい姿、斬新でイケメンのキャラクター設定に加え、人気声優が演じたことから女性を中心に人気が爆発。歴史ファンとなった女性が全国の武将ゆかりの地を訪れるなど「歴女」ブームを生み出した。

 MBS・TBS系で放送されたテレビアニメは、1作目が09年4~6月の深夜に、2作目「弐」が10年7~9月に日曜午後5時の「日5枠」に昇格して放送され、それぞれ人気を博した。「弐」は、政宗と幸村らが、戦国の覇王として君臨する強大な敵・豊臣秀吉に立ち向かう……という内容。「劇場版」は「関ケ原の戦い」を舞台にした完全新作で、秀吉を討った政宗に恨みを抱く石田三成と、きずなの力で天下統一を目指す徳川家康が関ケ原で対決するというストーリー。

 舞台あいさつには、家康役の大川透さん、前田慶次役の森田成一さん、長宗我部元親役の石野竜三さん、野村和也監督、カプコンの小林裕幸さんも出席。政宗役の中井和哉さん、三成役の関智一さんからのビデオメッセージが上映されたほか、「特製BASARAだるま」も登場した。映画は4日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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