福田沙紀:金髪タトゥー姿で挑んだドラマ「カルテット」 再編集して映画化、3日間限定上映
映画女優の福田沙紀さんが金髪姿に全身にタトゥーとピアスをまとった中国残留孤児3世役に挑戦して話題となったドラマ「カルテット」が映画化され、10日から3日間限定で上映されることが明らかになった。映画は、ドラマを再編集したもので、新宿バルト9(東京都新宿区)、梅田ブルク7(大阪市北区)、T・ジョイ博多(福岡市博多区)で上映される。
「カルテット」は「新宿鮫」シリーズなどで知られる直木賞作家の大沢在昌さんが描くクライムアクションが原作で、福田さんとR&B歌手の松下優也さんのダブル主演で、1~3月にMBS・TBS系で放送された。最愛の弟を謀殺されたシュン(福田さん)と、幼いころに家族を惨殺されたタケル(松下さん)。絶望と怒りを抱えた2人は、謎の公安関係者・クチナワ(上川隆也さん)の依頼を受け、秘密潜入捜査を手伝うことになる。潜入先は住民のほとんどが不法滞在者の居住区ミドリ町(架空)。ここでは巨大暴力組織の構成員・塚本のもと、違法なドラッグが製造されていた。シュンとタケルは、塚本の愛人として入り込んでいる美女・カスミ(夏菜さん)と落ち合う……というストーリー。
各劇場では松下さんや西海謙一郎監督による舞台あいさつが行われる予定。6月22日には劇場版のDVDも発売される。(毎日新聞デジタル)