こえだちゃん:新デザインで復活 パフィー、小枝チョコも仲間入り

新デザインの「こえだちゃん」シリーズのイメージ
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新デザインの「こえだちゃん」シリーズのイメージ

 タカラトミーの女児キャラクター「こえだちゃん」が、新たなデザインとコンセプトで復活することが明らかになった。シリーズ商品第1弾としてハウス玩具「こえだちゃんの木のおうち」(6090円)を中心に、キャラクターフィギュアや家具小物セットなど12アイテムが7月28日から全国で発売される。女性デュオ「PUFFY(パフィー)」の2人や、同じ名前のチョコレート菓子「小枝」(森永製菓)がキャラクター化され、「こえだちゃん」の世界に仲間入りすることも決まった。

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 「こえだちゃん」は、「自然」をテーマにした独特のかわいらしい世界観と、デザインやギミックも魅力的な女児向け玩具で1977年に誕生。同年7月に発売されたシンボル商品の「こえだちゃんと木のおうち」以来数回のリニューアルや休止期間を経ながら、主に3~6歳の女児に愛されてきた。今回復活する新生「こえだちゃん」は、竜の子プロダクションのデザイナー・吉田すずかさんがデザインを担当し、「こえだちゃん」の家族やお友だちなどキャラクター数を大幅に増やすほか、世界観のコンセプトを「小さな妖精の世界」として、こえだちゃんの住む「みどりの国」など、さまざまなテーマの世界を設定し、キャラクターやストーリーの魅力も創造する。

 新デザインのシリーズ第1弾「こえだちゃんの木のおうち」は、高さ約30センチの木の形をしたハウス玩具で、根元部分のきのこ状のスイッチを押すと、木の上部のドーム部分が開き、「木」から「3階建てのハウス」に変形。3階フロアにある切り株状のハンドルを回せば、エレベーターが上下に動き、付属のブランコやはしご、すべり台を取り付けて遊べるなどギミックも満載。6090円で7月28日発売予定。ハウス玩具と一緒に遊べる「キャラクターフィギュア」や「家具・小物セット」も別売りで発売する。

 さらに、子どものころから“大のこえだちゃんファン”という女性デュオ 「パフィー」 の大貫亜美さんと吉村由美さんを、こえだちゃんの友だちで“歌の妖精”という「あみちゃん」、「ゆみちゃん」としてキャラクター化。森永製菓のチョコレート菓子「小枝」を、“チョコレートの妖精”である「小枝くん」として「こえだちゃん」の世界に誕生させる。

 「あみちゃん」はウサギ、「ゆみちゃん」はネコのデザインと本人たちのアイデアや意向を盛り込んだデザインになっており、今後は「パフィー」のコンサートなどでビジュアル活用するほか、今秋にはフィギュアも発売予定。2人は「子どものころから大好きだったこえだちゃん。何十年越しの夢がかなって、こえだちゃんとも友だちになれました」と喜びのコメントを寄せている。

 また、岩崎書店から「こえだちゃん」の絵本も登場。第1弾「こえだちゃん(1) 木のおうちとキラキラピンク」(文・ふじまちこ、絵・吉田すずか)も945円で6月に発売予定。(毎日新聞デジタル)

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