人気ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のMATSUさんとKENCHIさんが、7月から日本テレビで放送される人気マンガ原作の連続ドラマ「ろくでなしBLUES」に出演することが7日、明らかになった。MATSUさんは、見事なリーゼントが自慢だがある秘密を持つ井岡先生を、KENCHIさんは、「劇団EXILE」の青柳翔さん演じる主人公・前田太尊の兄、富士雄をそれぞれ演じる。原作を連載時に読んでいたというMATSUさんは、「まさか自分が大好きなマンガのキャラクターをやるとは?と思いました。マンガの中の井岡先生のイメージをいい意味で、自分なりに表現していければと思います。『愛される井岡』を目指します!」と熱っぽく意気込みを語っている。
ウナギノボリ
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「ろくでなしBLUES」は、森田まさのりさんが88~97年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載し、累計5000万部を発行している人気マンガ。けんかっぱやいが涙もろい性格の主人公、太尊ら個性的な登場人物が活躍する青春群像劇で、ドラマ版では、太尊の親友、山下勝嗣役の小澤雄太さん、沢村米示役の白濱亜嵐さんら「劇団EXILE」のメンバーが出演するほか、ヒロインの七瀬千秋を大政絢さん、勝嗣と付き合っている千秋の親友、今井和美をAKB48の北原里英さんが演じる。また、主題歌を、「EXILE」の“弟分”三代目J Soul Brothersが担当することも明らかになった。
原作マンガを全巻持っていたほどのファンだったという富士雄役のKENCHIさんは、「今でも自分の好きなシーンはせりふのひと言ひと言まで鮮明に覚えています。やっぱりいつの時代も男は不良にあこがれますよね。『ろくでなしBLUES』は、そんな男同士のきずなが至るところにちりばめられていて、武者震いするぐらいカッコよくて。笑いのセンスも抜群で、細かい表情とかしぐさとか昔は相当まねしてました」とエピソードを披露。破天荒な性格の富士雄を演じることについて、「原作を読んでいて、太尊に兄貴がいると発覚したとき、一体どんなだろう?とめちゃくちゃ想像したのを覚えています。わくわくしながらページをめくり、富士雄が登場したとき、そのはちゃめちゃさに感動すら覚えた気がします。大好きなキャラクターなので、今回、この役を演じさせていただけることは、本当に幸せですし、太尊を上回る理不尽さで映像上で富士雄として生きられたらと思っています。兄弟としてのきずなもにじみ出るように演じられたらいいですね」と話している。
「今読んでも最高に面白い!! 永遠のあこがれる不良少年たち。男として、人として、大切なことをたくさん教えてくれた作品」と原作について語るMATSUさんは「自分が参加させていただけることに、感謝の気持ちと皆さんが楽しんでいただけるように、一生懸命頑張りたいと思っています。『劇団EXILE』のメンバーとも、和気あいあいと協力しあって、ともに、いい作品を作れたら」と抱負を語った。(毎日新聞デジタル)
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