氷室京介:全編BOφWYの震災チャリティーライブを日テレが放送

東日本大震災の復興支援チャリティーライブを開催した氷室京介さん
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東日本大震災の復興支援チャリティーライブを開催した氷室京介さん

 歌手の氷室京介さんが東京ドームで行った東日本大震災の復興支援チャリティーライブの模様が日本テレビ系のニュース番組「NEWS ZERO」で17日午後11時58分から特集オンエアされることがわかった。ロックバンド「BOφWY」の解散以来初めて、同バンドの楽曲だけで全編を構成するライブとあって、11、12日の2日間で11万人を動員。チャリティーライブとしては国内最大規模で、1日の動員数5万5000人としても過去最大を記録している。

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 ライブ前には客席全体で犠牲者へ黙とうをささげ、氷室さんが「カモン! 東京ドーム! 今夜はおまえらが主役だぜ! 騒ごうぜ!」と登場すると会場は一気にヒートアップ。ライブは「DREAMIN’」からスタートし、「B.BLUE」「MARIONETTE」「ONLY YOU」といった代表曲のほか、「BOφWY」解散以降、歌うことのなかった「BAD FEELING」や、BOφWY活動当時も数回しか演奏されなかった「“16”」などのレアな楽曲も約23年ぶりに披露された。

 アンコールを含む全編終了後、震災を受けて書き下ろしたという氷室さんの新曲「IF YOU WANT」が、被災地で復興に向けて活動している人々の映像とともに会場内に流され、楽曲に込められたメッセージを伝える形で終了した。会場でのグッズ販売の利益を含め、今回の公演における収益金のすべては、東日本大震災の復興支援として被災地で救援、復興支援活動を行っている団体へ寄付される。

 「東日本大震災復興支援チャリティーライブ KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME “We Are Down But Never Give Up!!”」と銘打たれた同ライブ。当初は11日のみの公演予定だったが、50万人を超える応募が殺到したため、12日に追加公演を実施することになった。氷室さんの東京ドーム公演は「BOφWY」の解散ライブ「LAST GIGS」を含め、7年ぶり7度目。04年に「21st Century Boφwys VS HIMURO」と銘打ったライブを東京ドームで行っているが、全曲が「BOφWY」の楽曲で構成されるライブは今回が初めて。

 このライブの模様は、「氷室京介 震災復興支援ライブ&ドキュメンタリー」として日本テレビ系全国ネット「NEWS ZERO」で17日午後11時58分から特集オンエアされる予定。日本テレビ(関東ローカル)では、「氷室京介×NEWS ZERO特別版『氷室京介 震災復興支援ライブ 11万人の3.11 WE ARE NEVER GIVE UP』」と題したライブ&ドキュメンタリー番組も同日深夜1時53分から放送する。(毎日新聞デジタル)

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