約4000通の応募者の中から「2011 ミス・ユニバース・ジャパン」の座を勝ち取った神山まりあさん(24)。東京都内で17日行われた最終選考会後の会見で神山さんは「東日本大震災でたくさんの方が世界の方々から助けてもらったと思うので、その感謝の気持ちと日本を誇れる気持ちを世界の人に伝えたい」と世界大会への抱負を語った。
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神山さんは東京都出身。ハワイでアパレル販売員を経験した後、日本に戻って販売員として勤務している。今大会では、大阪大会から出場して勝ち抜いた。神山さんは頭上に輝くティアラを「重いですね。責任の重さを感じます」と誇らしげに触り、「家族が応援してくれているのが見えた。(まずは家族に)『ありがとう。だから言ったでしょ』(と言いたい)」といたずらっぽい笑みを見せ、「(代表になれると)信じていました」と語った。神山さんは9月12日にブラジル・サンパウロで開かれる世界大会に出場する。
2位は沖縄大会代表の専門学校生・野津響さん(20)、3位は静岡大会代表で建築士を目指す大学生の田中道子さん(21)だった。
世界一の美女を決める「ミス・ユニバース」は52年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、約80カ国の代表が集まる。日本代表は、07年に森理世さんが世界大会で優勝、06年には知花くららさんが世界大会2位、08年の美馬寛子さんがトップ15入りしている。
今回は約4000通の応募の中から書類選考と全国8都市での地方選考などを経て、10年12月に最終選考会に臨む15人のファイナリストが決定。この日の最終選考会では、ダンス審査、水着審査で15人から10人、そして5人と絞られた後、イブニングガウン審査とスピーチ審査を行い、11年の日本代表「ミス・ユニバース・ジャパン」が選ばれた。(毎日新聞デジタル)
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