ハリウッド映画「スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団」(エドガー・ライト監督)の日本版ブルーレイ ディスク(BD)が9月2日に発売されることが決まり、特典映像(DVD)に、お笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉さんがライト監督とともに行ったビジュアルコメンタリー(作品全編を見ながらの対談)の模様が収録されていることが分かった。監督とともにおなじみの“冷えピタ”を額に張り付け、日本のゲームやアニメにまで脱線しながら国境を越えた“オタク”2人のマニアック談議を繰り広げた有野さんは「エドガー・ライト監督めっちゃいい人やった。楽しい2時間やった」とコメント。ライト監督も「アリノさんとの楽しい2時間だったよ。“冷えピタ”は二日酔いに効きそうだね!」と語っている。
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ライト監督は、クエンティン・タランティーノ監督やロバート・ロドリゲス監督の弟分として、「ショーン・オブ・ザ・デッド」(04年)、「ホット・ファズ」(07年)などを発表。その“映画オタク”的作風で、日本でもファンを増やしている英国人。「スコット・ピルグリム~」は、ライト監督にとってハリウッド進出第1弾となる最新作。9月に発売予定の日本版BD「The Ultimate Japan Version」は、日本だけのオリジナル特典ディスク(DVD)が付いた2枚組み。その目玉となるのが、日本で新たに撮り下ろされた有野さんとライト監督のビジュアル・コメンタリーで、ハリウッド・メジャー作品のコメンタリーに、言語の異なる日本人が監督とコラボレーションするのは初という。
今回の対談企画は、映画の原作者で、監督の大親友でもあるマンガ家のブライアン・オマリーさんが発端。有野さん監修のニンテンドーDSソフト「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」海外版 (海外版タイトル『Retro Game Challenge』)で有野さんを知ってファンになったオマリーさんが、プロモーションで日本に行くことになったライト監督に有野さんとの対談を提案。それを受けた日本のスタッフが有野さんに対談企画を正式オファーしたところ、日本のテレビゲームへのオマージュにあふれた本作品を気に入った有野さんが快諾した。
“冷えピタ”は、レトロゲームを次々とクリアするCS放送番組のコーナーで有野さんが疲労で途切れた集中力を取り戻すために使われるおなじみのアイテム。コメンタリー収録では、ライト監督も“冷えピタ”を額に張り、本編を見ながら「パックマン」「ドンキーコング」 「鉄拳」「ゼルダの伝説」「ストリートファイター」といった日本のテレビゲームの話題から、「ガッチャマン」 「Xボンバー」などの日本のアニメまで脱線しながら存分に対談。113分間にわたって、国籍を超えた“OTAKU”2人のマニアック談議が展開された。
「スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団 The Ultimate Japan Version」は、BDとDVD の2枚組みで本編112分と特典映像135分を収録。4980円で9月2日発売予定。(毎日新聞デジタル)
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