かんなぎ:人気ラブコメマンガが2年半ぶり連載再開 

雑誌連載が再開される武梨えりさんのマンガ「かんなぎ」のコミックス1巻表紙
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雑誌連載が再開される武梨えりさんのマンガ「かんなぎ」のコミックス1巻表紙

 作者の武梨えりさんの病気療養のため、09年1月から休載していたマンガ「かんなぎ」が、7月27日発売の月刊マンガ誌「コミックREX」(一迅社)で連載を再開することが24日、明らかになった。08年10~12月にテレビアニメが放送され、連載誌の部数が伸びるなど人気絶頂の中での突然休載から2年半ぶりの復活となる。

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 武梨さんが自らのブログで連載再開を宣言。3話連続で掲載した後、体調を考慮して、隔月か2カ月おきの連載になるという。武梨さんは、連載に耐えるだけの体力がないと明かしながら、「私自身は続きをかけるのがとてもうれしい」とコメントしている。現在アニメが再放送されている(MXテレビで毎週土曜深夜0時)が、25日深夜放送で連載再開が告知される予定。

 「かんなぎ」は05年12月に「REX」創刊号から連載を開始し、コミックスは1~6巻で計200万部を発行している。おとなしい高校生の御厨(みくりや)仁と、少女の姿をした神様ナギとの日常を描いたラブコメディー。

 アニメ版は、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」の斬新な演出で注目を集めた山本寛(やまもと・ゆたか)さんが監督を務め、人気を呼んだ。作中の神社のモデルになった宮城県七ケ浜町の鼻節神社に、ファンが訪れてアニメの絵馬を奉納する“聖地巡礼”の現象も起こったが、武梨さんが病気療養のため、マンガ連載が休止。10年夏には連載再開へ向けて動いていることが発表されていた。(毎日新聞デジタル)

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