忍たま乱太郎:松方弘樹、古田新太の扮装に子供ら大喜び 親子限定試写会

松方弘樹さんがふんする稗田八方斎 (C)2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
1 / 1
松方弘樹さんがふんする稗田八方斎 (C)2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会

 子役の加藤清史郎君(9)主演で実写映画化された「忍たま乱太郎」(三池崇史監督)の親子限定試写会が25日、東京都内で開催され、集まった子供らは、松方弘樹さん(68)がふんするドクタケ忍者隊首領の稗田八方斎(ひえた・はっぽうさい)の“お決まり”のギャグや、古田新太さん(45)ふんする「食堂のおばちゃん」の名せりふに手をたたいて笑うなど、大喜びだった。

ウナギノボリ

 原作は、86年から朝日小学生新聞で連載されている尼子騒兵衛さんのギャグマンガ「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版)で、今回が初の実写化。コミックスは48巻で累計800万部を突破、93年からNHKでアニメが放送されている。実写映画は、戦国時代の忍術学園を舞台に、一流忍者を目指す主人公・乱太郎(清史郎君)やきり丸(林遼威君)、しんべヱ(木村風太君)ら生徒たちの奮闘を描く。「ヤッターマン」(09年)や「十三人の刺客」(10年)などを手がけた三池監督がメガホンを取る。生徒役の8~10歳の子役を含めキャストは総勢80人以上となり、10年夏に京都府や滋賀、兵庫県でのロケを行った。

 試写会では平幹二郎さん(77)が演じる忍術学園の学園長・大川平次渦正(おおかわ・へいじ・うずまさ)のアクションシーンで大爆笑が起こったほか、さまざまなギャグに子供だけでなく、大人も笑顔を見せた。同作では、アニメのキャラクターを再現したキャストの扮装(ふんそう)も話題となっており、キャラクターが登場すると、観客から「おお!」とどよめきが上がる場面もあった。上映終了後には清史郎君も登場し、会場を盛り上げた。

 7月23日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事