ゲーム1週間：AKBゲーム第2弾が発表　ゲーム市場が初の2000億円割れ

　1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今週（6月25日～7月1日）は、アイドルグループ「AKB48」が登場する恋愛ゲーム第2弾の制作発表やWii用ソフト「ファミコン＆スーパーファミコン ドラゴンクエスト1・2・3」の発売日が決まったニュースなどが注目を集めた。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　27日、アイドルグループ「AKB48」のメンバーと恋愛を楽しめるゲームの第2弾「AKB1／48アイドルとグアムで恋したら…」（PSP）の制作が発表された。前作は10年12月23日に発売し、累計出荷本数は40万本を突破するヒットを記録。ゲームはメンバー全員がプレーヤーのことが好きという設定で、プレーヤーは、48人のメンバーからの誘惑や愛の告白といった“障害”をかわし、最後の1人になるまで47人を振り続け、ヒロインとのハッピーエンドを目指すという内容。常夏のグアムを舞台に、南の島でさらに大胆になったメンバー48人を相手にする。発表会に登場した大島優子さんはグアムでの撮影で夢がかなったといい「グアムを爽快に走らせていただきました。ぜひともその壮大さを見てほしい」と思い出を語った。10月6日発売予定で、価格は5229円（通常版）から。

　2011年上半期のゲーム市場が15.9％減の約1920億円だったことが、ゲーム雑誌「ファミ通」を発行するエンターブレインの調べで明らかになった。同社が年の半期ごとの集計を始めた03年以降で、2000億円を割り込んだのは初。今期で最も売れたのは昨年12月に発売した「モンスターハンターポータブル　3rd」の約97万本（累計445万本）で、期間中の新規タイトルでは「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2　プロフェッショナル」（DS、スクウェア・エニックス）の約47万本が最高だった。また東日本大震災の影響や、2月に発売された携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」などの伸び悩みも響いたという。

　29日、スクウェア・エニックスは人気シリーズ「ドラゴンクエスト」の1～3のファミコン版とスーパーファミコン版計6タイトルを収録したWii用ソフト「ファミコン＆スーパーファミコン ドラゴンクエスト1・2・3」を9月15日に発売すると発表した。開発中の最新作「ドラゴンクエスト10」の映像も特典として収録する予定で、集英社の協力で「週刊少年ジャンプ」で人気を集めた「ファミコン神拳」から1～3の記事を抜粋し、全130ページに再編集した復刻版攻略本も付く。価格は4440円。（毎日新聞デジタル）