11年の「ミス・アース」の日本代表選考会が3日、ラフォーレミュージアム原宿(東京都渋谷区)で開催され、惜しくもグランプリを逃したが、2位にあたる「ミス・エアー・ジャパン」に輝いた兵庫県出身の23歳、渡辺志穂さんが、元「AKB48」のメンバーで先日の選抜総選挙で1位となった前田敦子さんと同期だったということが明らかになった。渡辺さんは、ミス・アースのファイナリストになったことは「(前田さんには)賞を取ってから報告しようと思っていたので、特に言っていません」というが、「(同じ『チームA』だった前田さんには)メールで報告しようと思います」と笑顔を見せた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
現在はタレントとしてTBS系のバラエティー番組「王様のブランチ」でリポーターを務めている渡辺さんは、23人のファイナリストの中で2位という結果について「少々悔しいですが、満足しています」と今の思いを語った。AKB48での経験は「たくさんの人の前で話しても緊張しないということは役に立った。言葉遣いとか歩き方とかは経験したことがなかったので、ファイナリストのみんなと学べて、本当に後悔はないです」と語り、「ミス・エアー・ジャパンに選んでいただいたので、ミスのお仕事はもちろんですが、モデルなどもやってみたいです」と今後の活動へ思いをはせていた。
「ミス・アース」は、01年に第1回の世界大会が行われて以来、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並ぶ世界4大ミスコンの一つに数えられる世界規模の美の祭典。ミスコンの中でも、地球環境保護に対する意識や活動を重視しているのが特徴で、前回の10年は世界84カ国が参加した。11年の「ミス・アース・ジャパン」には、23人のファイナリストの中から、東京都出身の24歳、前田智子さんが選ばれた。(毎日新聞デジタル)