大野智:日テレ「汐博」に「怪物くんジャイアントスライダー」登場  25倍の顔付き「リアルで笑った」

「汐博2011」に登場する「怪物くんジャイアントスライダー」のイメージイラスト
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「汐博2011」に登場する「怪物くんジャイアントスライダー」のイメージイラスト

 アイドルグループ「嵐」の大野智さん(30)主演で11月26日に公開される「映画 怪物くん」(3D・2D同時公開)を記念して、22日~8月21日に開催される日本テレビの夏のイベント「汐博2011」に、「怪物くんジャイアントスライダー」が登場することになった。大野さんの表情を再現した、スライダーのトップに設置された顔の部分「巨大怪物くん」と対面した大野さんは、「こんなことは初めてだったので、びっくりしました。すごくリアルだったので、最初は笑っちゃいました……再現がうますぎて」と照れながらも、「あんなに大きいと思っていなかったんです。すごく迫力がありました」と驚きを隠せない様子だった。

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 「巨大怪物くん」は、日本を代表するバルーンアーティストJIROさんが約1年かけて、50人の美術スタッフとともに制作した。大野さんの表情をもとに作った顔の部分の大きさは幅約6メートル74センチ、長さ3メートル60センチで、実際の顔の約25倍だという。大野さんは「JIROさんが言っていたのですが、僕の顔で一番特徴があるのは鼻で、鼻の部分から作ったそうです。僕も鼻が一番似ていると思います」と出来に納得した様子。一方で、JIROさんが繊細なところまで気を使って制作したと聞いた大野さんは「なんか申し訳ないですね……構想に8カ月、制作に3カ月もかけたなんて。(ずっと僕のことを考えて制作していたと思うと)恥ずかしくなってきちゃいます(笑い)」と照れていた。「ジャイアントスライダー」全体は高さ12メートル、スライダーの長さは約20メートル。

 大野さんは、映画の見どころについて、「全部ですね。特に映像がきれいです」と話し、「インドへロケに行って撮影したときにモニターで映像を見たのですが、きれいすぎてCGに見えてしまうほどでした。すごく映像がきれいですし、セットも豪華です!」とアピールした。

 「怪物くん」は、「怪物ランド」の王子・怪物くんと、お供のドラキュラ、オオカミ男、フランケンの怪物トリオが人間界で活躍する藤子不二雄Aさんのマンガが原作で、ドラマでは修行のため人間界にやってきた怪物くんらが、人間界唯一の友だち・ヒロシ、その姉・ウタコとともにさまざまな騒動に巻き込まれるというストーリーが展開された。怪物トリオを演じた八嶋智人さん(ドラキュラ)、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(オオカミ男)、チェ・ホンマンさん(フランケン)のほか、ウタコ役の川島海荷さん、ヒロシ役の濱田龍臣君らドラマに出演していたレギュラーメンバーが映画にもこぞって出演する。

 映画は、「怪物ランド」から再び脱走し、ウタコ・ヒロシが暮らす思い出いっぱいの日本に向かったはずの怪物くんとお供の怪物トリオが、どういうわけか「カレーの王国」に不時着するところから始まる。王国に伝わる「伝説の勇者」と間違われ、歓迎を受けた一行だが、王国の権力者・ヴィシャールが一行のもとを訪れ、反乱軍に捕らわれたピラリ姫(川島さん)を救出するよう持ちかけたことで物語は急展開。怪物くんたちは見事に姫の奪還を果たすものの、お姫様・ピラリはウタコにそっくり。さらにその弟・カー王子もヒロシにそっくりだった。そして姫の目から一筋の涙が……実はヴィシャールは、さらなる権力を手にするため、姫を利用しようと企んでいた。そんなとき、姫を助けるべく反乱軍のリーダー・サニルとカー王子が姫の再奪還に乗り出す……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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