ワンピース:USJでブルックが白ひげとエースの追悼生演奏 300人のファンが見守る

USJ内の「エースと白ひげのモニュメント」のそばで生演奏をしたブルック
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USJ内の「エースと白ひげのモニュメント」のそばで生演奏をしたブルック

 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)で14日、人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」に登場する麦わら一味の音楽家・ブルックが、エースと白ひげをしのんでバイオリンの生演奏を披露し、300人を超えるファンが集まった。演奏が行われたのは、物語中で「赤髪のシャンクスが建てた」として描かれている“エースと白ひげのモニュメント”のある園内のラグーンのほとり。14日は同作をテーマにした「ワンピース・プレミアショー2011」のリハーサル見学会にファン約600人が招待されていたこともあり、モニュメントのある広場には、大勢のファンが集まった。

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 午後6時、バイオリンを手にラグーンのほとりに登場したブルックは、モニュメントと夕日を背に「Share The World」や主題歌「BON VOYAGE」、「ビンクスの酒」などワンピースにまつわる曲を演奏した。集まったファンはその場にしゃがみ、生のバイオリン演奏に耳をかたむけ、曲が終わるたびに大きな歓声と拍手を送っていた。演奏後は、記念写真を撮るための長い行列ができた。

 モニュメントは、7日から始まったUSJの夏限定イベント「ワンピース・プレミア・サマー」の一環で建てられ、エースのモニュメントは全長約2.6メートル、白ひげのモニュメントは7メートルを超えている。エースの帽子や白ひげのマントなど、愛用品も忠実に再現されている。ブルックによる生演奏は、今後も1日に数回行われる予定。

 ワンピースは97年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、コミックスが累計で2億部を突破している大ヒット作品。手足が伸びるゴムのような体の少年ルフィが、海賊王になるため、3本の刀を使う剣士ゾロや、女航海士のナミらと大海原を冒険する……という物語。99年からテレビアニメが放送されている。(毎日新聞デジタル)

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