加藤清史郎:伝統の一戦の始球式に忍たま姿で登場「出来は98点」

加藤清史郎君と阪神の鶴直人投手
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加藤清史郎君と阪神の鶴直人投手

 映画「忍たま乱太郎」(三池崇史監督)が23日に公開されるのを記念して、主役を務める子役の加藤清史郎君が13日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた阪神−巨人戦の始球式を行った。阪神ファンを公言している清史郎君は劇中の忍たま姿で登場。巨人の坂本勇人内野手からストライクを奪い、「今日の出来は98点! ストライクをとるために力を抜きすぎて少しワンバウンドになってしまったのが2点です」と自らの投球内容を評価した。

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 清史郎君は、始球式のために猛練習を重ね、当初は、「(ホームベースまで)遠い……届くかな……」と不安そうだったが、マウンドから18メートルのバッターボックスまでノーバウンドで届くほど上達。当番前には、阪神の桧山進次郎外野手に「頑張ってね」と声をかけられるも、緊張のためいつもの笑顔がなくなってしまったという。本番では、阪神の藤井彰人捕手のミットにめがけて全力投球。見事、ストライクをとり、集まった約4万人の観客をわかせた。

 映画「忍たま乱太郎」は、86年から朝日小学生新聞で連載されている尼子騒兵衛さんのギャグマンガ「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版)が原作。コミックスは48巻で累計800万部を突破、93年からNHKでアニメが放送されている。映画は、戦国時代の忍術学園を舞台に、一流忍者を目指す主人公・乱太郎(清史郎君)やきり丸(林遼威君)、しんべヱ(木村風太君)ら「一年は組」の生徒たちの奮闘を描いている。(毎日新聞デジタル)

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