お笑いコンビ「TKO」が18日、世界的エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のスーパーサーカス第9弾「ダイハツ クーザ」東京公演の千秋楽セレモニーに同サーカスのキャラクターに扮(ふん)してサプライズで登場。4時間かかったというメークで木本武宏さん(40)が「トリックスター」に扮し、木下隆行さん(39)が「クラウン」に扮して観客から拍手を浴びたが、木下さんは「(司会者に)『スペシャルサポーターが駆けつけてくれました』と言われて、みなさん(SMAPの)香取慎吾さんだと思いませんでした?(幕の)後ろで震えました」と心配顔だった。
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「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、92年の「ファシナシオン」を皮切りに日本で9作品を上演。9作目の「クーザ」は、サーカスの原点である卓越したアクロバットと心温まる演技が織りなす「夢のワンダーランド」をテーマにしている。東京公演は、2月2日から全176公演で42万5800人が来場した。今後、大阪、名古屋、福岡で順次、上演される。
木本さんは「フジテレビの番組でクーザのものまねをやらせていただいた。そのときに、本物のトリックスターさんとクラウンさんが来てくださった。今回はそのお返しでサプライズで来ました」と経緯を説明。2人はこの日、メークに4時間ほどかかったと話し、本物の「クラウン」と並んだ木下さんは「サイズが違うんですけど……」と言いながら「親指です」という自分のギャグをクラウンが覚えてくれたことを自慢して2人そろってギャグを披露していた。一方、木本さんは「そっちはまだ似てるけど、こっちは完全に“バッタもん”」と肩を落とした。
「クーザ」大阪公演は8月4日~11月6日に大阪・中之島に特設された会場「中之島ビッグトップ」で開催。その後、11月23日~12年1月22日に名古屋公演、同年2月9日~4月1日に福岡公演が行われる。(毎日新聞デジタル)
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