荒木飛呂彦:読み切りをファッション誌に掲載 岸辺露伴が今度はイタリアに

「ウルトラジャンプ」8月号に掲載された告知ページ (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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「ウルトラジャンプ」8月号に掲載された告知ページ (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの荒木飛呂彦さんが仏ルーブル美術館との共同企画として、同美術館をテーマに描いたコミックス「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」のその後がオールカラーの読み切り短編作品として8月23日に発売される集英社のファッション誌「SPUR(シュプール)」10月号に掲載されることがわかった。19日発売の「ウルトラジャンプ」8月号で告知されており、23日に発売される「シュプール」9月号で詳細が発表される。

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 「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は、マンガを通してルーブルの魅力を伝えようという同美術館のプロジェクトに日本のマンガ家として唯一参加した荒木さんがフルカラーで執筆したもの。岸辺露伴は「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に登場した他人を本にして「読む」能力のある青年。露伴が17歳のときに出会った謎の女性からルーブル美術館に“世界一黒く邪悪な絵”があることを教えられ、その謎を知るためにパリに足を運ぶ……というストーリー。09年にカラー原画がルーブルで展示され、その後、10年にフランスで刊行され、ウルトラジャンプにモノクロで掲載された。

 ウルトラジャンプ8月号には、「パリ、ルーヴルへの旅から数年後……祖母の形見のバッグを携えて露伴が向かったのは、イタリア・フィレンツェ!!」と書かれており、フィレンツェを舞台に岸辺露伴が活躍する内容が告知されている。

 荒木さんは今年マンガ家30周年、来年は同シリーズの連載25周年を迎える。公式サイトでは、4月から2年間にわたって同シリーズに関連した数々の企画が用意される。(毎日新聞デジタル)

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