マル・マル・モリ・モリ!:「山口さんちのツトム君」以来の快挙 累積20万枚突破

累積売上20万枚を突破した「薫と友樹、たまにムック。」のシングル「マル・マル・モリ・モリ!」のジャケット
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累積売上20万枚を突破した「薫と友樹、たまにムック。」のシングル「マル・マル・モリ・モリ!」のジャケット

 21日発表されたオリコン週間シングルランキング(25日付)によると、5月に発売された子役の芦田愛菜ちゃん(7)と鈴木福くん(7)のユニット「薫と友樹、たまにムック。」のシングル「マル・マル・モリ・モリ!」(ユニバーサル ミュージック)が発売8週目で週間6万7000枚を売り上げ、発売以来最高の2位にランクインし、累積売り上げを25万枚に伸ばした。10歳未満の日本人アーティストのシングルが20万枚を突破するのは、川橋啓史さん(当時8歳)が「山口さんちのツトム君」(76年6月発売・累積23.2万枚)で記録して以来34年9カ月ぶりの快挙。

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 同曲はドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)に双子役で出演した愛菜ちゃんと福くんが、それぞれ役名の笹倉薫と笹倉友樹でユニットを組んで歌ったドラマ主題歌。オリコン週間シングルランキングでは、2人がともに6歳だった6月6日付で初登場3位を記録し、小学生ユニット「キグルミ」の「たらこ・たらこ・たらこ」(06年9月発売)が持っていた「グループ史上最年少トップ10入り記録」の10.5歳を4年8カ月ぶりに更新。視聴率がほぼ右肩上がりに上昇したドラマと同様にヒットし、先週18日付ランキングまで7週連続でトップ10入りを続けていた。

 今回は、2人が愛嬌たっぷりに披露する“マルモリダンス”が収録されたDVD付きの初回限定版が13日に発売されたことから売り上げが急増し、順位も先週の9位から2位へと上昇した。10歳未満のアーティストによるシングル累積20万枚突破は、海外も含めると81年8月17日付で“エマニエル坊や”が「シティ・コネクション」(81年7月発売・累積33万8000枚)で達成して以来29年10カ月ぶり。(毎日新聞デジタル)

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