ガラスの仮面:「紫のバラの人」はデーブ・スペクター! 特殊メークなしで驚きの変身

「ガラスの仮面」のキャンペーンポスター(右が解答バージョン)。速水真澄はデーブ・スペクターさんだった
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「ガラスの仮面」のキャンペーンポスター(右が解答バージョン)。速水真澄はデーブ・スペクターさんだった

 ロングセラー少女マンガ「ガラスの仮面」の最新コミックス第47巻の発売を記念したポスターで、作中キャラクターの大都芸能社長・速水真澄にふんしている有名人の正体が、テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんだったことが26日、明らかになった。昨年は、タレントのマツコ・デラックスさんが“往年の大女優”月影千草にふんしたポスターが話題を呼んだこともあり、「“紫のバラの人”速水真澄は誰?」とさまざまな臆測を呼んだが、スペクターさんが特殊メークなしのフルメークで“変身”した姿だったと判明。解答バージョンのポスターが同日から全国の書店、主要都市の駅に張り出される予定で、こちらも話題を呼びそうだ。

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 「ガラスの仮面」は美内すずえさんの超ロングセラー少女マンガで、主人公で天才的な演技力を持つ少女・北島マヤが月影千草に見いだされ、ライバルの姫川亜弓と伝説の名作「紅天女」の主演の座を懸けて競い合いながら成長していくという内容。速水真澄は「紅天女」の上演権を手に入れるべくマヤをつぶそうと画策するが、彼女の演技にかけるひたむきさに心を打たれ、次第に思いを募らせていき、“紫のバラの人”としてマヤを支えていく人物として描かれている。

 マンガは連載が長期にわたって中断、再開を繰り返したこともあり、コミックス発行の間隔が長く、不定期なことでも有名。昨年、45、46巻が2カ月連続発売された際はタレントのマツコ・デラックスさんが月影千草にふんしたポスターが張り出され、迫力の画像で話題を呼んだ。今回のポスターは、「ガラスの仮面」の最新47巻の発売を記念し、発行元の白泉社が今月8日から行っていた「『速水真澄は誰だ!?』クイズ」キャンペーンの一環で、全国の書店をはじめ、東京都内の主要駅などに張りだされ、「いったい誰が演じているのか?」と注目を集めていた。

 26日からは、解答バージョンのポスターが全国の書店や主要都市の駅に登場する。JR原宿駅では、スペクターさんが速水真澄へと変貌する各種「ビフォー&アフター」のポスターをはじめ、4連のメーキングポスターが登場し、竹下口改札(31日まで)、表参道口改札(8月1日まで)に続く通路が“ジャック”され、「速水真澄×デーブ・スペクター」ロードに姿を変える。このほか、東京都内のJR渋谷、池袋など5駅(8月1日まで)やJR名古屋駅(同)、阪急梅田駅(29日~8月4日)にもメーキングの4連ポスターが登場、JR札幌駅(26日~8月1日)と西鉄福岡天神駅(27日~8月2日)にもビフォー&アフターのポスターが掲出される。

 公式サイトでは、メーキングムービー公開のほか、前回累計25万人以上が受験した「ガラスの仮面・全国統一模試」を、すべて「速水真澄」関連の問題にしぼって出題する「第2回全国統一模試」も26日からスタートする。同日発売の「別冊花とゆめ」には、表紙に速水真澄が登場し、マンガの連載も再開。速水真澄×デーブ・スペクターのコラボ付録が付き、限定着ボイスがもらえるQRコードも掲載される。(毎日新聞デジタル)

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