6日から東京・六本木のテレビ朝日で開かれる人気アニメ「ドラえもん」の世界を楽しめるイベント「夏休み テレビ朝日 ボエボエ!ドラえもんパーク」で、同局の1階アトリウムに、ドラえもんたちの遊び場である「空き地」が、ジャイアンのリサイタル会場バージョンで再現されることが明らかになった。数々の「ひみつ道具」も展示され、広々とした同局1階のアトリウムが、ほぼ全面にわたってドラえもんカラーに染め上げられる。9月12日までで入場は無料。
ウナギノボリ
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「ドラえもんパーク」は、ドラえもんの誕生日である9月3日に開館する「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のオープンを記念して開かれる期間限定のイベント。ドラえもんの誕生100年前となる2012年を前に、今年から来年にかけての1年を「ドラえもん誕生100年前祭」として展開される、さまざまな企画の一環。同局では、毎週金曜午後7時から放送中のテレビアニメでも、9月9日に「ドラえもん誕生日SP」を1時間の拡大版で放送する予定だ。
気になるイベント名の「ボエボエ」は、ジャイアンの新曲が由来。自らの歌声を“ゲージュツ的”と信じて疑わず、いつも強引にリサイタルを開いている“日本一有名なガキ大将”であるジャイアンは、「ボエー!」という強烈な声で何度も全国のテレビを故障させてきたが、今年6月には新曲「ジャイアンにボエボエ」も発表、実際に発売されたCDにも収録された。「ジャイアンにボエボエ」とは「ジャイアンに惚れ惚れ」という意味といい、ジャイアンのファンになった謎の女の子を励ますために作られた歌という設定だ。今回のイベントでは、“ボエボエ”のリサイタル会場としての「空き地」をフィーチャーし、ドラえもんたちが野球をしたり、みんなで話をしたりする遊び場の「空き地」を、ジャイアンのリサイタル会場バージョンで再現。シンボルの「土管」はもちろん、気軽に記念撮影できるスポットも登場する。
会場となる同局1階のアトリウムでは、吹き抜けを生かして、大きな「タケコプター」や「どこでもドア」とともにタイムマシンに乗ったドラえもんたちが出迎えてくれるほか、「ひみつ道具」にこだわった展示「ひみつ道具の迷宮」をはじめ、ドラえもんの原作本が読める「キッズコーナー」、北海道・新千歳空港内に7月15日にオープンしたばかりの「ドラえもんわくわくスカイパーク」や「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」を紹介するコーナー、ドラえもんグッズの展示・販売なども実施する。6日~9月12日。入場無料。オープン時間は午前9時半~午後8時半。(毎日新聞デジタル)
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