セキュリティーソフト開発会社「カスペルスキー」がネット犯罪への脅威や対策を日本市場へ啓発する目的で特設したサイト「AKB48カスペルスキー研究所」を通じて、国内のアンドロイドOSを使ったスマートフォンにかんするセキュリティー意識についてアンケート調査したところ、アイドルグループ「AKB48」が好きな人は、アンドロイドウイルスに対して危機意識が高いことが明らかになったと発表した。
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調査は11年6月に全国の10~60代の男女4万人にインターネットでアンケートを行い、現在人気の高いタレントとして「AKB48」、韓流スター、俳優の向井理さんをピックアップし、3組の中で誰が好きかでグループ分けをし、アンドロイドウイルスへの危機意識を問う四つの質問の答えを比較した。AKB48好きのグループは、「セキュリティーソフトを利用していない」という質問の回答では、向井理さんが好きなグループより下回ったものの、そのほかの質問では、ほかの2グループより危機意識が高いことが分かった。一方、韓流スター好きのグループが最もアンドロイドウイルスに侵される可能性があり、四つの質問すべてでほかの2グループより危機意識が低いことが分かった。
また男性に絞った調査では、アンドロイドセキュリティー意識の高い男性を「セキュリティー男子」として、その傾向を分析。「セキュリティー男子」は、上司から一目置かれる現実主義で、異性の友達が少なく、いわゆる草食系といい、浮気をする確率が低く、上司から評価される“仕事ができる男”という安心感から、結婚したら家庭を守ってくれる“旦那さんに最適な人”と評価している。
カスペルスキーは、パソコンほかネットワークを保護する情報セキュリティーソリューションを提供する国際的なソフトウエア開発企業。同社が運営する「AKB48 カスペルスキー研究所」は、AKB48の研究生10人と初代所長を務める前田敦子さんがセキュリティー対策やさまざまなコンテンツを提供する特設サイト。(毎日新聞デジタル)