武田真治:デビュー21年で初大河ドラマ出演 新ポスターも公開 「江」

公開された「江 姫たちの戦国」の新ポスター=NHK提供
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公開された「江 姫たちの戦国」の新ポスター=NHK提供

 俳優の武田真治さん(38)がデビュー21年で初めてNHK大河ドラマに出演することが11日、明らかになった。現在放送中の「江 姫たちの戦国」で大野治長を演じる。ほかに加賀まりこさん(67)が大姥局(おおばのつぼね)、富田靖子さん(42)が後の春日局となる福を演じることも明らかになり、後半の新ポスターも公表された。また、最終回は11月27日に拡大版で放送することも決定した。

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 「江」は、上野樹里さん(25)の主演で、織田信長の妹・お市と近江の戦国武将・浅井長政との間に生まれた“浅井3姉妹”の三女・江が、波瀾(はらん)万丈の戦国時代をしなやかに生き抜き、江戸時代の幕開けを見届ける姿が、「篤姫」の田渕久美子さんの脚本で描かれている。

 武田さんは89年にジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、90年にデビュー。武田さん演じる大野治長は、淀の乳母の子で秀頼の側近となって淀と秀頼に尽くし、大坂夏の陣では豊臣家を代表して奔走した。加賀さん演じる大姥局は今川義元の家臣の妻であったが、竹千代(秀忠)の乳母となった人物。富田さん演じる福は明智光秀の家老・斎藤利三の娘で、後の家光となる竹千代の乳母を任せられる。江と竹千代の教育をめぐって対立し、後に忠長となる国松との跡継ぎ問題も巻き起こす。後年、春日局として大奥で権勢をふるった。

 放送は総合テレビで毎週日曜午後8時。最終回は11月27日午後8時~9時13分に放送予定。東日本大震災の影響で3月13日に放送を休止したことから全47回の予定を46回に変更して放送する。武田さんは9月18日からドラマに登場。加賀さんは8月21日から、富田さんは10月2日から登場する。(毎日新聞デジタル)

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