国内配給大手の東映は11日、新たなレーベル「TOEI TRY△NGLE(東映トライアングル)」を発足すると発表した。新レーベルの下、邦画の海外セールスを展開してきた同社の国際営業部が約30年ぶりに本格的な外国映画の買い付け、配給を行う。第1弾は昨年韓国で観客動員第1位を記録したウォンビンさん主演の「アジョシ」(9月17日公開)、続いてジャッキー・チェンさん出演100本目の記念作となる歴史大作「1911」(11月5日公開)を手がける。
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同社の国際営業部は、「パワーレンジャー」「バトル・ロワイアル」「楢山節考」など、過去50年以上にわたり日本映画や日本のテレビ番組の海外セールスを行ってきたが、外国映画は70~80年代にブルース・リーさん、ジャッキーさんらの香港映画などを配給して以来、ほとんど取り扱ってこなかった。
新レーベル名の「TRY△NGLE」の「△」は、東映のマークの△(三角=トライアングル)を象徴していると同時に、「TRI」を「TRY」に替えた造語で、外国映画配給の新たなアングルへの「挑戦」、国際・営業・宣伝の3部署が△シンボルの一角を担い、三位一体で新事業を成功させる、という決意を込めた。
海外買い付け事業の中心となる国際営業部の鈴木英夫部長は「東映の映画事業が、ますます繁栄していくため、東映として安定したラインアップを提供するために、新たなソースとして海外の映画の配給を(改めて)始めることになった」と説明。最近の同社は、「東映の自社企画、外部持ち込み作品、『相棒』や『仮面ライダー』、戦隊モノなどのテレビ部作品、『ワンピース』『プリキュア』などの東映アニメーション作品などを柱に編成してきたが、新レーベルを成功させ、新たな柱としたい」という考えを示した。(毎日新聞デジタル)
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