日本最大級のイベントとして知られる同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)80」が12日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。同日午前10時現在、会場付近の気温は30度を超えており、猛暑の中、人気の同人誌を求めるファンらが早朝から列を作った。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
コミケは、75年から始まったマンガや小説・ゲーム・音楽などの同人誌即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。10年夏のコミケは期間中約56万人、同年冬は同52万人を集めており、今回は14日までの3日間で50万人以上の来場が見込まれている。東日本大震災の義援金を受け付けることや、企業ブースに岡山県倉敷市が地方自治体として初めて参加することも話題になっている。
初日は、マンガやテレビゲーム、オンラインゲームなどを扱うサークルが出展。また企業ブースには、アニメやゲームの限定グッズが手に入ることもあり、開場直後から大勢の人が強い日差しに耐えながら並んでいた。(毎日新聞デジタル)