SABU監督:小雪の妊娠「誰にも言わなかった」 松ケンから事前に報告

映画「うさぎドロップ」のトークショーに登場した綾野剛さん(左)とSABU監督
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映画「うさぎドロップ」のトークショーに登場した綾野剛さん(左)とSABU監督

 映画「うさぎドロップ」のSABU監督が9日、渋谷シネクイント(東京都渋谷区)で開かれたトークショーに俳優の綾野剛さんと登場。SABU監督は「(映画の初日舞台あいさつの)20日に、松山さんが『今、内緒なんですけれど(妻の小雪さんが妊娠)半年です』って言っていました」と暴露。「俺、口堅いんで誰にも言ってなかったんですけれど」と笑いながらも小雪さんの妊娠を祝福した。

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 「うさぎドロップ」は宇仁田ゆみさんが「フィールヤング」(祥伝社)で連載中の累計82万部発行の人気マンガが原作。27歳恋人なしの青年ダイキチ(松山ケンイチさん)は、祖父が亡くなり久しぶりに訪れた実家で6歳の少女・りん(芦田愛菜ちゃん)と出会う。りんは祖父の隠し子で、りんを施設に入れようとする親族たちの意見に反発したダイキチはつい、りんを自分が引き取って育てると宣言してしまう。そしてその日からしっかり者のりんと、不器用な青年・ダイキチとのちょっとちぐはぐな日々がスタートする……というストーリー。綾野さんはダイキチの妹(桐谷美玲さん)の恋人役として出演している。 

 上映後のトークショーということもあって、2人は本音トークを展開。綾野さんは「子役って言い方が嫌い。誤解を恐れずに言うと酸いも甘いもわかった十分な大人ですよ。大人がどうやったら喜んでくれるかということを懸命にあの小さな体で考えていると思うので。だから(愛菜ちゃんは)立派な女優だと思います」と話し、SABU監督も「現場で愛菜ちゃんをモニターで見てあんなに可愛いと思わなかった」と明かし、「テレビとかの作り笑顔とか、CMとか最近多いじゃないですか。あんまり見せてほしくない。本当はこっち(芝居)です、っていう演技をしているときの愛菜ちゃんが格別に可愛い」と現場で一緒に仕事をしたからこそわかるざっくばらんな話を披露した。

 トークショーの終盤ですっかりリラックスした綾野さんは「松山君も楽しいんだろうな。子供も生まれるし。(奥さんは)小雪さんだもんね……。あの2人の掛け合わせが出てくるんだもんな……どんなのが出てくるんでしょう。羽とか生えているのかな」とつぶやき、SABU監督も「白そうだよね」と相づちを打つなど終始温かい雰囲気のトークショーとなった。(毎日新聞デジタル)

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