江口洋介:内野聖陽と初共演 内野は“略奪男”役? 「パンドラ3」会見

「パンドラ3 革命前夜」の会見に出席した江口洋介さん(右)と内野聖陽さん
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「パンドラ3 革命前夜」の会見に出席した江口洋介さん(右)と内野聖陽さん

 俳優の江口洋介さん(43)が14日、10月にスタートする主演ドラマ「パンドラ3 革命前夜」(WOWOW)の制作発表会見に内野聖陽さん(42)ら共演者と出席した。江口さんと初共演する内野さんは「彼(江口さん)の奥さんを略奪しちゃう関係。彼と(奥さんとの)間の子供を私が本当の父親として育てる複雑な関係なので、なにかにつけて『俺のこと恨んでない?』みたいな感じ」と苦笑いした。

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 「パンドラ」は、革命的な発明で“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く社会派ドラマシリーズ。08年に三上博史さん主演で1作目が放送され、2作目は10年に「飢餓列島」と題して、佐藤浩市さん、鈴木京香さんらが出演。いずれも「白い巨塔」(03年、フジテレビ系)などを手がけた井上由美子さんが脚本を担当し、「人間の証明」(04年、フジテレビ系)などの河毛俊作さんが演出した。

 シリーズ3作目となる「革命前夜」は、WOWOW開局20周年記念番組。脳科学者・鈴木(江口さん)が米国で自殺防止治療法の治験に成功したことを発端にする群像劇で、全8話で8日間に起こった出来事を描く。ある出来事から「自殺念慮」にとらわれた内閣官房長官・湯田(内野さん)と大学時代に同期生だった鈴木が、20年ぶりに再会。鈴木は湯田を未認可の治療法で助けることに成功するが、湯田は人が変わったようになり、海上自衛隊の鏑木とともにクーデターを計画し始める……という物語。前作、前々作に続き、脚本と演出は井上さんと河毛さんのタッグで、小椋久雄さんも演出に携わる。

 内野さんは江口さんを「普段は男っぽい性格。気持ちのいい男だなと思っている」と評した。江口さんは内野さんとの共演を「毎日熱い試合を繰り広げて、楽しみにやらせてもらっています」とコメントし、「面白い台本。現在4話まで撮影していて、(出演者全員が)ものすごいせりふの分量を毎日覚えて、現場に向かっています。ドラマの最後に日本の未来がどうなるのか、楽しみにしてもらいたい」と番組をアピールした。

 会見には江口さん、内野さんのほか、警視庁捜査一課の刑事・神林役の上川隆也さん(46)、海上自衛隊二等海佐・鏑木役の小澤征悦さん(37)、客室乗務員・川村役の板谷由夏さん(36)、ホームレスの少女・結城役の福田麻由子さん(17)、新聞記者・太刀川役の山本耕史さん(34)、政治犯役の泉谷しげるさん(63)も出席した。

 放送は10月2日から毎週日曜午後10時。全8話。また同シリーズ1作目から登場する新聞記者・太刀川を主人公にしたスピンオフミニドラマ「パンドラ3 革命前夜 序章」が9月16日から、NTTドコモのスマートフォン・タブレット端末向けポータルサイト「ドコモマーケット」で無料配信される。1話約4分、全4話。(毎日新聞デジタル) 

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