ゲームショウ2011:「バイナリー ドメイン」に60分の列 「初音ミク」も人気 セガ

「初音ミク」のゲームを体験する来場者
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「初音ミク」のゲームを体験する来場者

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で15日開幕した国内最大のテレビゲーム展示会「東京ゲームショウ2011」(コンピュータエンターテインメント協会主催)のセガブースでは、人気ゲーム「龍が如く」シリーズを手がけた「龍が如くスタジオ」のPS3、Xbox360向け新作アクションゲーム「バイナリー ドメイン」(12年2月16日発売予定)や、人気キャラクター「初音ミク」のゲームなどを中心に幅広いタイトルを出展。音声認識を体験できる「バイナリー ドメイン」では、60分待ちの列ができるなどセガブースで一番の人気を誇っていた。

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 「バイナリー ドメイン」は、その場の状況に応じて自律的な行動をとることができる世界最高峰の「AI(人工知能)」を搭載。ヘッドセットを使用しAIとの会話が楽しめる音声認識と、リアルタイムでイベントを発動する新システム「Ripple Link(リップルリンク)」を実装しており、「助けて」「撃て」などの戦術提案や非戦闘時の雑談などを楽しめる。プレーヤーの返答によって信頼度も変化するというリアルなやりとりを多くの来場者が体験していた。

 人気シリーズとなった「初音ミク」タイトルは、PSP用ソフト「初音ミク −Project DIVA−extend」(11月10日発売予定)とニンテンドー3DS用ソフト「初音ミク Project mirai(仮)」(12年3月発売予定)を用意。キャラクターが3D映像で動く姿に見入る来場者の姿が目立った。ARカードを使用すれば、「初音ミク」がその場で歌って踊り出す“デスクトップ・コンサート”を楽しむことができる。

 東京ゲームショウは、15、16日は関係者向けのビジネスデーで、17、18日が一般公開日となる。入場料は一般1200円(前売り1000円)、小学生以下は無料。(毎日新聞デジタル)

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