ちはやふる:アニメ版に高垣彩陽、寺崎裕香も起用

高垣彩陽さんが声を務める小学生時代の真島太一(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV
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高垣彩陽さんが声を務める小学生時代の真島太一(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV

 声優ユニット「スフィア」でも活躍している人気声優の高垣彩陽さんが、10月から放送されるテレビアニメ「ちはやふる」(日本テレビ系)に起用されることが明らかになった。高垣さんは主人公・綾瀬千早の幼なじみ、真島太一の小学生時代の声を務め、千早が競技かるたを目指すきっかけとなった綿谷新の小学生時代は、「イナズマイレブンGO」の寺崎裕香さんが演じる。

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 「ちはやふる」は、末次由紀さんが07年から女性マンガ誌「BE・LOVE」(講談社)で連載中の人気マンガ。モデルの姉の成功を夢見ていた小学生の千早は、転校生の新と出会い、競技かるたの存在を知る。「自分のことでないと夢にしたらあかん」と新に言われた千早は、新の手ほどきでかるたを始めるが、普段はおとなしい新が誰よりも速く札を払う姿に衝撃を受ける。一方の新も、競技かるたで強力な武器になる千早のずば抜けた聴力に驚いていた。千早と新は幼なじみの太一と3人でかるたに熱中していくが、小学校卒業とともに、新は千早たちの前から去っていく。そして高校生になった千早は、太一とかるた部を立ち上げるが、福井に戻った新はかるたをやめていた……というストーリー。「マンガ大賞」など数々の賞を受賞した人気作で、13日に最新巻となる14巻が発売されている。

 アニメ版では、千早役に現役高校生の若手声優、瀬戸麻沙美さんを抜てきし、高校生の新役は「レベルE」の細谷佳正さん、太一役は「デスノート」の宮野真守さんがそれぞれ務め、かるた部のメンバーの声には茅野愛衣さん、奈良徹さん、代永翼さんを起用。なお、小学生時代の千早も瀬戸さんが担当することが既に決まっている。

 アニメ制作は、「NANA」「デスノート」のマッドハウスが担当。監督は、「NANA」「カードキャプターさくら」の浅香守生さん、シリーズ構成をドラマ「特命係長 只野仁」「女帝 薫子」の高山直也さん、キャラクターデザインは「NANA」「サマーウォーズ」の濱田邦彦さんがそれぞれ手がける。オープニングテーマは「99RadioService」の「YOUTHFUL」で、エンディングテーマは瀬戸さんの「そしていま」。放送は10月4日から毎週火曜深夜0時59分~。(毎日新聞デジタル)

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