宮崎あおい:「とことん夫婦役で」2度目の堺雅人と“同窓会”

映画「ツレがうつになりまして。」の会見に出席した宮崎あおいさん(左)と堺雅人さん
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映画「ツレがうつになりまして。」の会見に出席した宮崎あおいさん(左)と堺雅人さん

 女優の宮崎あおいさんと俳優の堺雅人さんが08年のNHK大河ドラマ「篤姫」以来、約3年ぶりに夫婦役を演じることでも話題の映画「ツレがうつになりまして。」の会見が27日、東京都内であり、映画にちなんだ“結婚同窓会”をチャペルで再現した。宮崎さんは堺さんについて「『篤姫』でご一緒したときから信頼している。変な気の使い方をしなくていいので楽です(笑い)」と話し今後も「堺さんと、とことん夫婦役でやるっていうのも面白いと思います」と夫婦役の“希望”を語った。

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 原作は、細川貂々(てんてん)さんが夫のうつ病と向き合って暮らした実話を、イラストを交えてつづったエッセーマンガ(幻冬舎)。06年の発売以来、30万部のベストセラーを記録した。09年には藤原紀香さんとお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんの共演でNHKでドラマ化された。映画は、「半落ち」(03年)や「夕凪の街 桜の国」(07年)などで知られる佐々部清監督が、“ハルさん”(宮崎さん)と“ツレ”(堺さん)の夫婦模様を笑いを交えてひょうひょうと描いている。

 堺さんも宮崎さんについて「夫婦が2回続いているので違う役でやりたいなっていう気持ちとここまでくるとずっと夫婦をやりつづけたいっていうのもあります」と話し「あおいちゃんなら無理に話を合わせなくてもいいし、肩の力を入れなくてもいいし力の抜けた部分がいい余裕になって夫婦の味になっている」と2度の“夫婦“を経てお互いがお互いに全幅の信頼を寄せている様子だった。

 映画は10月8日全国公開。(毎日新聞デジタル)

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